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カテゴリ:車の基本的な事。
燃費が良くなる。
この言葉に釣られて、色々な物を購入した方も多いと思います。 これは絶対無理だろう?と思う物や、燃費よりは色々な意味で、車自体の性能を安定 させる効果は有るかも知れない物。そして、添加剤系統ですか。 みなさん試したでしょう?いろんな物を。 若干でも効果のある物は有ったと思います。コストパフォーマンスで考えると使えない、 又は意味の無い物ばかりの筈です。 何故ならば、燃費が良くなるというキャッチコピーを買っているからです。 「燃費が良くなる」という言葉を使うと、物が売れるために書いているだけでしょう。 5,6千キロオイル交換をしていない車のオイルを新品に交換すれば、車の調子が良く なったと思うでしょう。通常は、これ位の差が出れば合格です。但し、その差もすぐに 慣れてしまい分らなくなります。 特にオイル添加剤系統はこの部類でしょう。 全てが効果が無いとは思いませんが、燃費が良くなるのではなくて、電気的に安定する、 潤滑性能や保護機能がある、色々な通路をきれいにする、流れる物の効率を上げる、など 簡単に言えば新車時に近づける、劣化を防ぐ事の効果はあると思います。 この様な内容をキャッチコピーに使っても、商品は売れる訳がありません。凄い効果が 有れば別の話ですが。 こういう効果が有るのだから、もしかしたら、燃費も良くなるかも知れませんよ?と言う 言い方が正しいと思います。そう思いませんか? 燃費向上グッズを買うよりも、車の状態をちゃんとした方が良いですし、上記のグッズ を使用するにも調子の悪い物に使っても意味がありません。 前に何処かで書いていると思いますが、サーモスタット1つの故障で燃費が変わった 例も有りました。 ラジエーターファンカップリングの固着による抵抗。 交換時期を大幅に超えたプラグ。 何故か大幅にずれている点火時期。 インジェクターに錆が挟まり燃料が垂れ流し。 スロットルポジションセンサーの故障による燃調不良。 ブレーキの引きずり。 ★ 問合せはこちらから!!! ハブベアリンググリスの劣化のよる抵抗。 エアークリーナーの詰まり。 以上のような事柄は、広い意味での不都合で、すべてエンジンへの負担となり、 スムーズな燃焼の邪魔をしたり、無駄な抵抗を車に与えます。車は基本の整備が重要で、 燃費を気にする前に、車の各部を正常に動く状態を維持して下さい。 グッズの使用はその後です。 燃料、空気、スパーク、圧縮のバランスが、調子の良いエンジンの基本です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.02.13 13:36:09
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