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カテゴリ:幼稚園@Hong Kong
『お母さんはこないで』
私の事が大好きな魔の三歳児君がこんなことを言った。 母はかなしくなった。 (私の勝手で広東語ナーサリー入れたくせにねえ~) それをいわれたのは今週の事。 英語のナーサリーを終えランチをさっさと食べ 広東語ローカルナーサリーへいくようになって約1か月。 始めは毎日が戦いだった。 全く言葉が通じない所にほおり込まれた息子。 毎日が大泣き。 私自身もそんな息子を見るのが毎日送り迎えするのが辛かった。 でも1週間でなかなくなった。 そして1ヶ月で 『お母さんは(ナーサリーに)入ってこないで』 というようになった。 しかも先日お休みの電話をしたときは 『お母さんカントニーズはなせないでしょ?』 『電話、どうするの?』 とまで病気のみなのに心配された。 その理由、推測するに ローカルナーサリーで英語を話しているのは魔の三歳児君&私だけ。 なので広東語を話せない私は 広東語の聖域に入っちゃ駄目といってるかのよう。 ロンドンで聞いた事がある話し。 子『お母さんは学校で英語話さないで』 母『どうして?』 子『友達がお母さんの英語は変だっていうから』 母『』 まるで我が家はその通りではないか 私は息子がどこまで広東語を理解しているかすら知らない。 しゃべっている姿を見た事ない。 そこで毎週広東語ナーサリーから通信簿(連絡帳)がくるので そこで質問してみた。 私『息子は友人ができたのか?』 『広東語、少しは話そうと努力をしているか?』 先生『息子は友人を作って一緒に遊んでいる』 『広東語を理解しようとつとめている』 そして最近は友人ができたらしくいつも同じ子の名前が出てくる。 しかも広東語名だから私,ききとれない 子供の適応能力ってすごい。 親が見ていない所でどんどん先に進んでいるんだ。 『お母さんは入ってこないで』 そんなことを言われたらちょっと寂しい。 だけど あそこは息子が息子なりに一生懸命 自分の居場所を作っている、頑張っている聖域なんだ。 きっと私の計画通り、 いつの日か両親の通訳になってくれる日が来る。 私と別れてから振り返らないで 先生と一緒に教室に入って行く息子。 香港で母の予想以上にたくましく育ってくれている。 その後ろ姿、一段と大きく見えた。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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