テーマ:読書(8190)
カテゴリ:おっ! なかなかためになる本
著者は綿本彰さん。神戸大学卒業後、インドでヨガを学び、現在は日本ヨーガ瞑想協会の会長を務めているとか。 前半は瞑想のやりかた。後半は不安感の扱いかたと、自己肯定感の持ち方についての記述になっています。 非常にわかりやすい内容です。 特に後半は、瞑想に興味がない人でも一読の価値があるのではと・・・。 ほんでもって備忘録です。 瞑想ビギナーにとって、背筋の伸ばしかたこそが、瞑想を深める上での最も大切なポイントになります。 中略 集中は背骨の伸びと関係が深く、大らかさは、首や肩まわりの脱力と直結しています。 瞑想が深まると、心は勝手に空っぽの状態へと近づいていきます。だから、決してそこを目指さないようにしましょう。一切の義務感を手放し、一切の目標を捨て去り、順調に事が進んでいるか監視するのをやめ、早く結果が出るよう急かすのをやめ、ただ今この瞬間、大らかでいることに徹しましょう。 瞑想とは心の休み時間です 自己肯定感を持てないでいると、自分の弱い部分や醜い部分を誰かに見透かされるのではと未来におびえ、なけなしの自尊心を傷つけられた過去にいつまでも傷つき、それが怒りへと変貌して「ありのまま」から程遠い状態に陥ります。 無理に気持ちを切り替えようとせず、無理に前に進もうとしないことが自己肯定の第一歩なのです 自分が自分の味方でいてあげることが大切です。ネガティブな気持ちでいる自分を、自分自身が受け止めてあげることが大切なのです。 気持ちは体で作られる 不安感があるから、私たちはいち早く物事に備え、好ましくない状況を未然に防ぐことができます 怒りとは、私たちを助けるために沸き起こる自然な反応なのです 自己肯定の第一歩は、今その瞬間、自分が感じているもの、欲しているものをありのまま認めること 「その人は、今、そうである」。心の中で唱えよう 「今自分がいる場所で、今持っているものを使って、できることをやりなさい」アメリカ第26代大統領セオドア・ルーズベルト 大いに自分を他人と比較しよう 中略 自分がどんな人で何を担える人かを浮き彫りにするため、ありのままの、自分の個性を確かめるためです。 今この瞬間その人がそうであることは変えられない 今、目の前にないものに意識が向かうから、心が渇きに向かい、貪りが生まれるのです。そうではなく、今この瞬間、目の前にあるものにのみ意識を向け、それをただ感じておけばいいのです。 学べました。 それでは・・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Feb 13, 2019 06:00:12 PM
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