Bar&SingleMaltWhiskyに浸った日々

2006/03/15(水)22:34

MICHTER'S WHISKEY 補足事項

今宵はうちで(93)

MICHTER'S WHISKEY の補足 ある方からMailで、「MICHTER'S WHISKEY」はまだ現行品があるではないかとのご指摘を受けた。そう、確かにある。現に信濃屋さんでも扱っている。 ということは、蒸留所が閉鎖したというのはなんかの間違いではないのか?というものである。 実は間違いではない。実際に1988年に蒸留所は閉鎖されてしまったことは紛れもない事実である。では何で現行品が存在するのか? それは、このブランドを買い取ったからに過ぎない。現行品は、ケンタッキー州バーズタウンの某大手蒸留所で作られている。昔からのPennsylvaniaのSchaefferstownでは作られてはいない。しかもポットスティルでの蒸留は行っていない。それゆえ、当時のものとは明らかに異なっていることは想像できるだろう。今は、その大手蒸留工場から出てくるブランドのひとつとしての存在に過ぎないようである。 では、そのPennsylvaniaのSchaefferstownでの蒸留所で作られた原酒はどうなったのか?昨日、私は銘柄を替えてボトリングされて販売していたと書いた。この銘柄名は、「A・H HIRSCH Reserve」である。もう蒸留所とボトリングができなくなっていることから、残った原酒を、買い取った業者が、この名を付けて、ケンタッキー州フランクフォートのハーシュディスティラーズ社がボトリングを行っているのである。 つまり、この特級時代のボトルは、こうなる前の古くからある方法で作られていた最末期のボトルということもできるので、案外貴重なものである(旨い不味いは別にして)。 今日は、仕事が遅かったので、疲れを取りにBarB♭に。水割り3杯で帰宅。 WhiteDayとのことで娘たちにお菓子を渡す。 もう寝る。

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