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ここ数日ライブドアに関する放送が多い。
時間が過ぎるにつれライブドアとホリエモンが徐々に分離している。 実際ホリエモンは辞任したので、関わりは筆頭株主(=オーナー)だけとなり現実でも分離しつつある。 この事件について、今のところウサギには理解できていない。 せいぜい解るのは、投資組合を通じて得た株式売却益がライブドアの売り上げに計上された事と株式交換を行う前にその投資組合が既に現金による買収が行われていた、と言うことくらい。 ひまなので、ライブドアについてウサギなりに考えてみた。 既に投資組合を通じて現金で購入した会社に対して、株式交換で買収を行う。 ここまでは、かなりグレーだ。 株式交換する際の買収先企業の評価価値これが、異常に高い。 以前雑誌で、ライブドアは余り価値の無い企業を異常な高値で買収していると言うことを読んだことがあるが、その意味するものは今回発覚した方法によるものだったのかな? 買収先を高く評価することにより、多くのライブドア株が発行され、その株は投資組合を通じて売却。 これもかなりグレーだ。 投資組合がライブドアと一切関係ない場合はどうだろうか? 安く買った企業が高く売れるのであれば、投資なので当然売る。 これは違法とは言えない。 また、企業価値を高く評価することについては? 例えば数年前の銀行は不良債権を隠すために倒産寸前の会社を健全と評価していた。 その後、銀行は資本注入されると正常な企業評価にしなおした。 だが、処分は再評価と言うことで済んでいる。 投資組合がライブドア株売却で得た利益をライブドアの売り上げに計上したことはどうか? 投資組合を通じていなければ、完全に違法。 でも、投資組合い通じて売却している。 もし、投資組合がライブドアに一切関係ない会社の株を売却して利益を上げた場合は、どうか? おそらく違法にはなら無いだろう。 一つ一つの行為は、かなりグレーだが完全に黒となるものが今のところ無さそうに感じる。 それが巧妙たる所以か? でも全体の流れを見ると、かなり濃いグレーに思える。 ホリエモンについて感じるのは株主を軽視していると思える。 異常に高価な金額での株式交換のために株式発行したり、日本放送買収時の某外資にMSCBを発行したりと株式の希薄化については何ら考慮していない。 ホリエモンは30億円の中古ジェットを持ってたらしい。 ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006.01.29 12:30:58
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