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 心理カウンセラー 豆子(ずし)ひさしのブログにようこそ!

 人生にはいろんなことが起こります。喜びも悲しみも、楽しいことも辛いことも、成功も失敗も。あなたはこのできごとから何を学びますか?どんなメッセージを感じますか?
 
  このブログでは心理学や心理療法の情報を伝えたり、セラピストとしての体験告白、日常感じることを伝えたりしたいと思います。

   
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2009年04月25日
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カテゴリ:カテゴリ未分類
とても久しぶりのブログですが
今日は、ちょっと過激なタイトルになってしまいました。

というのも
先ほど、NHKの「AtoZ 追跡」という番組を見たからです。
生活保護を受給している高齢者をターゲットにした
「貧困ビジネス」にものすごく腹が立ちました。

ご承知のように、今年の3月に群馬県で
無届けの老人施設「たまゆら」で火災事故が発生し
10人の方が亡くなられました。
この施設での介護のあり方も酷いのですが、
それ以前に、この方々は、東京都墨田区で生活保護を受給し
都内では行き場がなく、この群馬県に連れてこられたということが
許せないと感じました。

何故、東京都の人が、こんな遠い施設に
それも、最悪の老人施設に入所しなければならないのか。
このような斡旋をしたソーシャルワーカーの行為を
私は認めることができません。

しかし、現場の生活保護担当者を責めても
何も解決しないと思います。
番組では、現在東京都の生活保護受給者で都外の施設に
入られている方が500名以上もいると伝えていました。

何故、このような事態になったのか。

介護保険制度の開始以降、
低所得者が、これまでは入居できていた
特別養護老人ホームからはじきだされている
実態が明らかになりました。

「質の高いサービス」、「個別ケア」
それだけ聞けば、質の高い福祉サービスのように思える言葉。

しかし、
国・厚生労働省は、このような理念を掲げながら
財政難の中、施設整備費をできるだけ
削減する方向を打ち出しています。
(さすがに「たまゆら火災事故」を受けて反省の言葉が出でいますが…)

今の日本の高齢者福祉政策は本当にデタラメに思えます。
従来の施設中心の福祉から地域福祉・在宅福祉へ!
と言いながら、実際には施設待機者がどんどん増えています。

施設から在宅へという転換はできていません。
それは、在宅で安心して最後まで暮らせるという
システムができていないからだと思います。

介護度が高くなると、どうしても施設でのケアや病院に
頼らざるを得なくなります。

しかし、特養はいっぱいでは入れない。
老健(介護老人保健施設)には長くいることができない。
病院でも、少し元気になると出て行かざるを得ない。

最近注目されている
地域密着型のサービス、小規模多機能の事業所はどうでしょうか。
私は良く知りませんが、人員体制など問題・矛盾がたくさん
あるのではないでしょうか。

間違いの根本は、小泉構造改革の中で進められた
規制緩和や市場経済至上主義が福祉分野にまで拡大されたことだと
思います。

このような状況の中で
現場の真面目な介護スタッフは、
とても大きな矛盾や葛藤の中にいると思います。
それでも
お年寄りに寄り添い、より良いケアをしようと
懸命の努力を続けていると思います。

それなのに、
他方、このような状況を逆手にとって
事業の「うまみ」だけを追求し
福祉とは名ばかりの「貧困ビジネス」を行なっている
人たちがいるのです。
なんという人たちでしょうか。

番組では、実際にこのような事業所で経理の仕事をしていた
人物が露骨に証言をしていました。

生活保護者は、毎月約10万円の生活保護費が確実に入る。
でも本当の狙いは、この保護費ではなく
介護保険の不正請求で得られるお金だと。

要介護度5の人なら、満額のサービスを受けたとして不正請求すれば
月額35万円が入ってくる。
実際には、そのような介護サービスは一切受けていないのに。
これがこのビジネスの「うまみ」だというのです。
福祉事業をする気など毛頭ないのです。金儲けのためなのです。

何故、このような不正を見抜けないのでしょうか。
くだらない形式的な監査は、必要最小限にして
このような大きな問題を見過ごすことなく対処して欲しいと思います。

このような無届け施設を行政は指導しないばかりか
違法ではないと認めているのにも驚きました。

理事長は、この施設は、法で定める「老人介護施設」ではなく
「在宅だ」(つまりアパートと同じだ)と言うのです。

賃貸契約を結んだ入居者に、給食サービス、介護サービスを
別個に提供しており違法ではないというのです。
このような主張を県の担当課も認めているのですからあきれます。
一度でも実態を見に行ったのでしょうか。
(NHKの取材の後、行政は急遽この施設は「老人介護施設」にあたる
と見解を変更したようです。)

これでは、悪徳事業者と行政がグルになって
行き場のない生活保護者の「行き場作り」を進めていると
言わざるを得ないのではないでしょうか。

ある利用者の方は、NHKの取材に「ここは地獄だ」と告発していました。

「貧困ビジネス」というおぞましい発想。
「うまみ」という利益一辺倒の響き。
聞いていて、ぞっとします。

日本に、本当に温かい人間の血がかよった福祉サービスが実現するよう
ほんの小さな力でも、精一杯努力したいと思いました。

全国で、毎日ちからを振り絞り、歯をくいしばっている
福祉職・介護職の皆さん。

皆さんの努力がきっといつかは報われると信じ
熱い想いを大切にして働いてください。

そして、
疲れた時は、十分にからだとこころを休めてください。
ご自分をまず大切にしてください。

まったくまとまらない文章になりましたが
何かを発信しないことには
今の怒りがおさまらないので書きました。










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最終更新日  2009年04月25日 23時44分11秒
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