soul-eye

2007/03/04(日)21:02

どこへ行っても

イベントの支援に行くと 大体業界の人に間違われたり 主催の人に間違われたりと忙しい 余計な仕事が増える ま、順応性があるという見方もあるが どっから見てもその場から浮いているという見方もあるようだ 困った事に イベントの主催者も困ると 俺に尋ねてきたりするので 知らぬ間に色々なあだ名や役職がついている時がある 親方 団長 親分 店長 ボス 今日も大活躍だ でも、それは後片付けの時だけ 「俺が居る間に重いもの何とかしましょう」 とイベント終了時に提案した俺だったが IT系サラリーマンでただ太っているだけだと思われたのか 最初は相手にされなかった ところが少しずつ手伝っているうちに 実はかなりの力が必要らしい作業を ひょいとやってしまった それ以来 「頼むよ~」 の声に 「はいよ」 で持ち上げたりしていたが あるものを持ち上げたら 「凄い凄い 今晩焼肉一杯食べたら良いぞ」 “何でここで焼肉?” 「カルビ食べろ。なっ、カルビ一杯食べるんだ」 “なぜ皆盛り上がっている” 実は どうやら本来2人がかりで持つものを1人で持ち上げていたらしい “しかし、なぜ焼肉なのだ” 「きっと今晩焼肉美味いだろうなあ」 “だからなぜ焼肉なのだろう” 「いや、俺の背筋は200kgまで大丈夫ですから」 とにかく俺にとってはさほどの重さではなかったのだが ひたすら感動された しかし俺が持ち上げている間に下に台を置かなければならないのに 周りで焼肉の話を連発されている俺 “早く台を置いて欲しい” 爆笑だった 「もしや。こんなに人に期待されたの初めてかもしれないっす」 俺は言った 「会社では期待されていないのか」 主催の人だ 「もし、今の状況が人の期待に沿う生き方なら そんな状況は会社ではないっす」 しんみりする皆 “軽い冗談だって。何深刻になってるの” で、一応梱包が終わったので帰ろうとしたら 「トラックに積まなければならないので・・・」 ディレクターの声に 視線が俺に集まった で、トラックの荷台で引っ張るのが俺の役目 運転手さんにコツを教わり次々と荷物を上げた そのうち俺が掛け声をかけるようになり 「スーツ着てるけど、本職ですか」 と運転手さんに言われる始末 でも、背筋が治っていて 人の役に立てて良かった

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