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ヒアリングというのは、ある日突然耳が慣れてくるということが最近わかった。そしてひとつの言語が聞き取れるようになると、他の言語もかなり聞き取れるようになるようだ。その代わり、聞き取れるのは単語や文章がわかっているところに限られる。だからなんにもわからない言語は絶対に意味がわからない。
英語が聴こえるようになったら(ネイティブのスピードに慣れたら)、だんだんスペイン語も聴こえてくるようになった。DVDの字幕プログラムが壊れてしかたなく英語字幕なしで映画を観ていたら、それにもだんだん慣れてきた。 英語が聴こえてくるようになると、突然英語の単語の成り立ちや意味がはっきりわかるようになってくる。そして突然、漢字の意味までがまるで浮き上がるように、電気が着くみたいに「そうなのか!」と茂木先生のアハ体験(?)のようにわかる。本当に漢字や英単語が3Dみたいに浮き上がって見える。残念ながらまだスペイン語は浮きあがってこない。たぶん語尾が変化しすぎかな。 最近、フランス語にも耳が慣れてきたので、この調子で行くともしかしたら、フランス語もできるかも!と思っている。長い間、あの発音の難しさにあきらめていた。でも、確かに難しいけれど、知っている文章や単語のところだけ、ところどころわかるようになってきた。スペイン語がわかると、フランス語はなんとなく読めるようになる(似てる)。それにフランス人には、私の下手なフランス語でも意味がわかるようだ。日本人が外国人の下手な日本語が理解できるように。 なにかひとつのことに打ちこめる人ってすばらしいと思う。ひとつの言語だけを追求できたら素敵だろうな。 でも永遠にネイティブになる日は来ないし、私には向いてない。ある水準まで行くのが待てないのだ。やりたいことがいろいろありすぎるのに、人生は短い。 今からやったら5年後、10年後にはもう少しわかるようになってると思う!上達の遅いスペイン語だって、なんだかんだいってここまで来るのに9年くらいかかってるし・・(本当に長かった・・)。 だから今年後半はフランス語の勉強を始めることにした。フランス語の辞書も本も買ったので、まずは独学でスタート。いきなり先生に習うにはあまりにも自分のレベルが低すぎてお話にならないので、ベーシックは自分で勉強してみる。 スペインでフランス語!意味不明・・。でも「フランス語を勉強したら?」と心の声が言うのだ。理由はわからないけど、なんとなくやりたいことって重要なんじゃないかと思う。 パリに行くと、いろんな人にフランス語で話しかけられる。前回はなーんにもわかんなくて、「ぽかーん」としてるか、手話状態だった(笑)。そんな恐ろしい状態から脱出するためにも、少しは意味があるのではと思う。 先日、パリのホテルに無謀にも電話してみたが、今の私の能力では相手がフランス語しかわからないと、やっぱり会話にならなかった(当たり前!)。せめてフランス語でホテルが予約できるくらいになりたい。結局、英語を話せる人がいるホテルで部屋を予約した。でも数年前、英語で電話するなんてできなかったし、ましてフランス語で電話をかけて話そうだなんて、思いもしなかった。 人間は何歳からでも進化できるって、本当ですね。 PS.なんでパリの人がみんな私にフランス語で話しかけるかわかった。在住アジア人が多いので、ここにいる限り「フランス語、話せて当然!」と思ってるのですね。「フランス語話せる?」とも聞いてくれなくて、もういきなりフランス語(汗)。どこにいても気が抜けない。「ジュ・ヌ・コンプラン・パ(わかりません)」これだけがすごくうまく発音できるようになりました(笑)。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009年10月12日 19時19分42秒
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