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カテゴリ:人生は旅
古びた街だけど、なんか高級風。
理由はあとでわかった。この街はどうやらフェデリコ・フェリーニの映画8と2分の1の舞台になってたようなのだ(知らないで来た私 笑)。そしてフェリーニがよく滞在していたらしい。この温泉地の昔の写真を見たけど、それは1928年のもので、どうやらここは昔からの老舗の温泉地のようだった・・。それならこの古さも納得できる。でもフェリーニっていつの人よ?! 注:その映画は1963年公開でした。・・・ おどろきその4、キャンチャーノという街は他にもあった。古いいかにもなトスカーナな感じの街は少し離れたところにあり、今私がいるキャンチャーノ・テルメは風情もへったくれも ない、ただのホテル街だった。 駅はキウージ・キャンチャーノ・テルメだし、誰がこんなにキャンチャーノがいっぱいと思うでしょうか?! 街には何も食べるものがなかったので(いまどき日本でもありえないという風なスパゲッティメニューを発見)、ホテルで食べるしかなくなった。 宿は家族経営なので、一生懸命、イタリア語と英語の単語集を見ながら、説明してくれた。スープかパスタか、肉か魚か、選べた。こうなってくると、どこに泊まるかがとても重要になってくる・・。 一日目はズッキーニのスープとお肉にした。2日目はラグーと白身魚ソテー。とりたてておいしくもなければ、まずくもない。せっかくトスカーナにいるのに、ワインはハウスワイン、こんな普通のパスタ食べてて(失礼!)、だんだん笑えてきた!私はこんなものを食べるためにイタリアまで来たのかしら。 ☆スペインで学んだこと:ありえないこととか、なんだかなーと思うことがあったら、ははっはー!と一回笑ってみることにしよう! しかも夜、こんなに食べたら、気持ちが悪くて昼は食べられない(ま、街には食べるものもないんだが)。 家族経営でお料理も出してくれる宿が理想だった。だからこれでいいんだけど、なんかイメージが違う・・。 つづく お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011年02月18日 02時19分54秒
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