わたしのこだわりブログ(仮)

2020/10/10(土)16:12

ナイル川エスナ水門 2 (水門、マイターゲート)

建造物・教会・墓地・墓石・遺物(311)

​12時過ぎたら続けて載せようと思っていたのに・・・睡魔が酷くてやりながら眠ってしまた・・・昨日はクローゼットの修理で今日は配水管清掃の人が来るから昼間は寝てられなかったし・・・。 Break Time (一休み)・・・Part 2 で、今回2回になってしまったついでに・・結構細かく写真を載せる事にしました。 普通の人は興味ないだろうけどマニアの人には結構良い写真かも・・・。何しろエスナ水門なんて書いている人も写真も何もないから水門好きの人の参考資料には良いんじゃないかな ナイル川エスナ水門 2 (水門、マイターゲート)エジプト・アラブ共和国(Arab Republic of Egypt)ナイル川、 エスナ(Esna)の閘門(こうもん) マイターゲート(mitre gate) 堰(せき)によって生じる段差から船がそれを迂回する為に人工的な水路を建設。 その方法として水路の中で水位を上下せて船を航行させる開閉式のシステムを閘門(こうもん)と呼ぶそうです。 ここの閘門(こうもん)の開閉扉はマイターゲート(mitre gate)式になっています。 水路には大型船が入っているので、水深はすでに結構あるはずです。扉も、表に出ている分はこんなものですが下に深く大きいはずです。 水上の鉄板部で大人3人分くらいの高さかも・・。 因みにゲートは川下側のゲートの方が高さがあるそうです。上流の水位まで水を入れるわけですし・・。ギリだと船が落ちちゃうし・・。 マイターゲート(mitre gate) イタリアのPhilippe Marie Viscontiによって1440年に発明された特殊な観音式の扉です。 ゲートの閉じ方に特徴があり閉じられたゲートは上流方向に角度が付いた状態で合わさって閉められ、大量の水でも水圧によって水門がきっちりと閉じられるような物理的に計算された構造になっている開閉扉です。 この構造なら大量の容積の水を入れても、隙間から水が漏れてくる事も、水門が開いてしまうことも防げると言う事です。 また、マイターゲートは左右に開く構造なので、上部に構造物が無く、背の高い船を通せるメリットもあります。 注水 下流から上流への航行なので、エレベーターで言えば1階から上階に上がるようなものです。 目線の位置が変わってくるのです。 上流側と同じ水位にある時にフル(full)・満水。 下流側と同じ水位にある時にエンプティ(empty)・空水というそうです。 フル(full)・満水になったので前のゲートが開いて航行です。 前のゲートが見えなかったのが残念ですが、見物的には上りの時は後ろのゲートの方がお得ですね。 前のゲートを通過。そのあたりで注水をしているようです。 右に見えるのがナイルに出来ている新らしい堰(せき) ここにはもう一つ古い堰(せき)が残っています。 ここは普通の水路のようですがとても狭いようです。 この旧水路を通過して、エスナ水路は通過完了となります。 下は、夜、この旧水路を通過している写真です。 前回紹介したようにエスナの水路の通過はクルーズ船が殺到するので大変な待ち時間が必要です。時間も夜になるか昼になるか、写真が撮れるか? 運に近いかもしれません。 因みにエジプトではクルーズ船は昼間のみ航行して、夜は停泊しているのです。 ですからこの水路を通過後にナイルの川縁で停泊する事になります。 水路だけはさすがに24時間フル可動ですが3泊4日程度のクルーズ(ルクソールとアスワン間片道)でここでの時間のロスは痛いですね。 おわり​ back number リンク ​ナイル川エスナ水門 1​

続きを読む

このブログでよく読まれている記事

もっと見る

総合記事ランキング

もっと見る