今日から訪問リハビリが始まりました。一見ライダー風の療法士さんなので、ノリ男先生ということにいたしましょう。初回なので、トマ女さんの現状の能力を見るためにいろんなことをやってみたところ、家族にとってもリハビリの原点にもどる新たな発見もありました。
まずはトマ女さんによる家の中案内。お風呂場、トイレに始まり、2階に上り本来の寝室やベランダを見せた後、階下に戻り、玄関から家の周囲をまわって庭へ。伸び放題の雑草を中腰になって引き抜いたりしました。ここまでの動きを休みなくこなしてしまったトマ女さん。療法士さんの前ではいいとこ見せようとして頑張るんですが、ノリ男先生は家族のようにすぐ手を貸さずに上手に促すから、階段の上り下りもほとんど一人でできてしまった。
当初は訪問リハビリなんて要らないと不機嫌だったトマ吉さんも、やっと納得してくれた。約1時間休みなしでみっちりやってくれるので内容も濃い上、家族がずっとついて見ることができるので、日常の介助方法にも大いに参考になる。「甘やかしすぎていたな」とはトマ吉さんの弁。どうしてもこちらの都合で、さっさと着替えや移動をすませたいから、手を出してしまいがちですが、本当はじっと見守ることが大切なんですものね。
これからは庭にもっと出て、お花の手入れなどできるんじゃないかと確信がもてました。
でも介護保険改訂により、この訪問リハは「期間限定」だそうです。