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「フラミンゴ ホテル」 「元・フラミンゴ ヒルトン」について 1946年に開業したこのホテルの前身 「フラミンゴ」 は南ストリップ地区で最も古いホテルです。その最古参ホテルの血を受け継ぐのが「フラミンゴラスベガスホテル」です。 今でもラスベガスの中心地である、ストリップ大通りとフラミンゴ通りのフォーコーナーズ交差点に君臨する花形的ホテルで規模的にも立地条件的にもその存在感は絶大です。 この写真は1997年3月、撮影したアナグロ写真です この写真を撮った3年後の、2000年 9月「フラミンゴ・ヒルトン・ホテル」から 「フラミンゴ・ラスベガス」 にホテル名が変更されました。 同ホテルを所有する パークプレイス・エンターテインメント社(Park Place Entertainment) が 1998年にヒルトングループから「フラミンゴヒルトン」を買い取った際の "ヒルトン" という名称の使用件に関する契約が切れたので、ヒルトンの名前がなくなりました。 その後、パークプレイス・エンターテインメント社は2004年 1月に社名が シーザースパレス・エンターテインメント社(Caesars Entertainment )に変更になりました。 その名が示す通り、この「フラミンゴ・ホテル」はシーザーズパレスと同系列という事ですが、今度はその シーザーズ社が(Harrah's)ハラス社に買収されました。 現在この「フラミンゴ・ホテル」はハラス社に運営されていて、シーザーズパレス、ハラス、リオ、パリス、バリーズと云ったラスベガスの巨大エグゼクティブ・ホテルグループ系列のホテルとなっています。 この写真は1997年3月、「フラミンゴヒルトン」の写真です フラミンゴホテル 1990年代のテーマホテルの建設ラッシュ以前は、日本人観光客のほとんどがこのホテルに泊まっていと言っても過言ではないでしょう。 かつては 「日本人ご用達」 といわれるほど日本人の間での知名度は高かったのです。 理由は、当時のヒルトン・ホテル「フラミンゴ・ヒルトン」の営業方針が日本人観光客 (おもに団体客) の集客に非常に積極的だったためです。 このブログをご覧の方で、当時此処を訪れた方も沢山いらっしゃる事と思います 当時は日系の旅行代理店などとの結びつきも強く、日本人観光客に対するサービスは他のいかなるホテルよりもはるかに充実していて。 日本食レストランがテナントとして入っていることは言うに及ばず、 日本人団体専用のツアーロビーがあり 日本語の新聞の自動販売機まで置かれていました。 フラミンゴホテル このホテルの自慢といえば、やはりプール施設。 広大な敷地、豊富なヤシの木、滝、滑り台など、規模も内容も充実しており、ラスベガス屈指の豪華プールといってよいでしょう。 また、そのプールと一続きになった中庭スペースには、本物のフラミンゴ、キジ、ペリカン、アヒル、カルガモ、カメ、錦鯉などのための飼育場があり、子連れ家族も楽しめる施設になっています。 90年代、MGM、ルクソール、ニューヨークニューヨークなどの出現で、街の中心が南側に移動し、フラミンゴ周辺地域の注目度が下がった時期もありましたが、 近隣のシーザーズパレスやベラージオの増築、リンク・ハイローラーの出現、モノレール開通などで再び賑わうようになり、立地条件としてのこのフラミンゴの存在感や価値は増してきています。 ラスベガスシーザースパレス ストリップ通り 日没前 2017.7.12 その施設で長い間人気者だったアフリカペンギンは、 2006年夏テキサス州の動物園に引っ越してしまったのでいなくなったのが寂しい限りです。 淡いピンク色に光輝く美しい外観と、室内の平凡さに落差を感じるようです。歴史のある分だけ古いことは否めず、その部分がこのホテルの最大の弱点でしたが、最近は室内全体のリニューアルを繰り返し、老朽化に関してあまり気にする必要はなくなりました。 簡単ですが「元・ヒルトン・フラミンゴ・ホテル」についてまとめてみました お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018年06月12日 19時47分57秒
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