テーマ:最近観た映画。(40133)
カテゴリ:エンターテーメント
監督:アラステア・フォザーギル
私が見たのは日本語版。 ナレーションだけなので吹き替えでも違和感は何もない。ナレーターは渡辺謙だ。 地球上の様々な生命の営みを高画質映像でとらえたドキュメンタリー映画。 イギリスBBCが5年かけて制作した。 ただし、一部の映像はNHKスペシャルの『プラネットアース』で使用されたものと同じらしい。 (この辺をマイナスと捉える意見もありました。) 北極からスタートした生命の旅は、徐々に南下して南極まで続く。 その過程で、氷河を彷徨うホッキョクグマ、 砂漠を大移動するアフリカゾウの群れ、餌を求めて南極へ向かうザトウクジラなど、 様々な動植物の神秘の生態を、物語風に紹介していく。 超ハイスピードカメラなどの最新機器による迫力の映像、 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の演奏も作品を盛り上げる。 やはりこの手の迫力ある映像は、劇場で見ないと感動が半減してしまう。 雄大な自然の営みを紹介するとともに、人間による環境破壊に警鐘鳴らしている。 大自然の中で力強く生きる「出演者」達。 彼らの生活も、温暖化などの環境破壊によって危機が迫っている。 極端に狭くなった北極の氷、砂漠化が進む草原など、 彼らの生活環境は、加速度的に悪化している。 確かこの映画の監督だったと思うが、 「このまま、温暖化が進むと、もう二度とこの映画と同じ映像は撮れない。 この作品が見納めかもしれない。」というような発言をしていた。 映像に圧倒されるとともに、身に迫る問題に心が痛んだ。 ただし、監督はインタビューで、破壊は進んでいるとはいえ、 まだまだ地球は美しく、我々の改善次第で復旧可能である。 そのことを伝えたいと訴えていた。 まさにその通りで、まだまだ絶望することはない。 やるべきことをしっかりやれば再生は可能だ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.02.15 21:09:45
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