レフティーの休日

ようやく今期初勝利！！
そして最下位脱出。さあここからアゲていきましょう！

昨季同様、これ以上負けられない状況で迎えたダービーホーム戦Inエコパ。
そして、昨季同様に、危機感で上回ったジュビロが快勝した。

それにしても、グノ（グンホの方がいいのか？）さまさま。
彼には、まずお詫びをしないと。

入団前は、欧州移籍の腰掛移籍と揶揄されてたし、
先般のW杯予選北朝鮮戦でもなんとなく存在感が薄かった。
正直、本気じゃないなら来なくていいよ、そんな程度に考えていた。

恐らく、欧州志向に変わりはないんだろうけど、移籍のためには結果が必要。
そのためには、チームに早く溶け込んで、チームの一員になる必要がある。
彼も彼なりに、相当な危機感を持って来日したはず。
そんな覚悟みたいなものが、チームによい刺激を与えてくれたのかな。
今後もチームの一員として、勝利に貢献して下さい！

評判通り、動き出しの速さはなかなか。
でも、MFが感じてなかったり、分かっていても出せなかったりで、
チーム全体が低調だった前半は、ほとんどいいところがなかった。
正直「これは時間が掛かるぞ」と腹を括りかけていたところだった。

後半、ラインをコンパクトに、そしてFWの距離感も修正すると、
ボールがスムーズに回りだす。
マークが分散→前田の楔が機能する→
中盤を制圧→相手のマークがずれる→サイドが押し上がる→更にコンパクトに。
の好循環で徐々にゲームを支配。
そして、グンホの先制で一気に盛り上がる。

でも１点差じゃ危ないな。
いつもの経験から弱音の虫がうずきだしたが、
程なく、日韓両エースの個人技の競演で、勝ち点３を確実なものにしてくれた。

グンホの加入がチームに良い刺激を与えたようだ。
途中交代の萬代もいつに無くアグレッシブに見えた。
太田も久々に裏街道で韋駄天振りを披露。
康裕はまたまたGKとの１対１を外したけど、
そこまでのステップはなかなかのものだった。

序盤から、どっちがホームだかわからない雰囲気だったけど、
最後はすっかり盛り上って、ようやく春がやって来た感じ。
非常に気持ちよく、エコパの坂道を下ることが出来た。
やっぱり勝利に勝る薬はないな。

ただし、まだまだ課題は尽きません。
攻撃面では、チーム全体の動き出しが遅く３人目の動きが少ない。
まだ、チームとしての方向性が定まっていなから？

ボランチからの展開力の乏しさ、グンホの動き出しへの連動など、
ボランチ、左サイドを中心としたMF梃入れは、いまだ未解決のままだ。
（この辺は、成岡、康太、船谷の復帰が刺激になれば。。。）
そして、守備は安定感が出てきたとはいえ、
自陣深くでのファールが多過ぎる。
今日も結構FKを与えてしまった。
リスタートの失点を防ぐには、まずは無用なファールをしないことだ。

最下位を脱出したとはいえ、依然降格圏内。
次の京都でも勝ち点をゲットできるよう同じ危機感で望んで欲しい。