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カテゴリ:心理的スピリチュアル
ゴールデンウィーク中日、何とはなしに、テレビを見ていたら、「奇跡のコーチ」という番組を放送していました。
フットサル日本代表を二年連続アジア一に導いた、ミゲル監督が、一週間の間小学生チームの指導にあたるというものです。 私自身、長男がずっとサッカーをしていたこともあり、つい見いってしまいました。 東京文京区、ほとんどが中学受験をするという都会のサッカークラブです。 日本のサッカー少年に多い、消極的でメンタル面が弱いタイプのお子さんが登場します。 自身でシュートが打てない子、声がでない子、試合前に具合が悪くなる子、、、。 この子達に共通することは、「自信がない」ことです。 なぜ「自信がない」のでしょうか。 それは「失敗が怖い」から。 そして、それは以前「失敗」した時に、必要以上に責められたり、叱られたりした経験があるからです。 ミゲル監督は1日でそれを見抜き、2日目から、どんどん自信をつけさせて、自ら考える力を導いていきます。 最終日の試合では、いつも接戦していた相手チームに9対0で圧勝するのです。 たった一週間の指導で! いつも補欠で、一度もゴールを決めたことがなかった子が、後半途中出場し、何度も何度も諦めずにシュートを打ち見事にゴールを決めます。 チームメイトと抱き合って、ハイタッチ! 涙がこぼれました。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 子供はみんな無限の可能性を持っています。 それを狭めているのは、実は回りの大人(特に親)の言動なのだ。放送でそのように感じまた。 そして、それは私も実感していたこと。 その親御さんやコーチは、必要以上にミスを指摘し、責めたり叱ってたりしていたのです。 (それしか、やり方を知らなかったし、良くなってほしい気持ちももちろんあってのことです。) ゴール前でシュートをして外したら、「なぜパスしなかったんだ!」 シュートをせずにパスしたら「なぜ自分でシュートしないんだ!」 そのように指摘し、失敗を叱ります。 子供はどうしたら良いのかわからなくなってしまいます。 実はミゲル監督は、その一週間の間一度も叱りませんでした。 一度も、です! では、どのように指導したのか。 子供がミスをしたら、一度練習を止めます。 そして、なぜ上手くいかなかったのか、子供に考えさせます。 ここもとても素晴らしいと思いました。 今の子供たちは、この「自ら考える力」が少ないと思います。 弱いパスしか出せなかった子には、監督自ら弱いパスと強いパスをその子に向かって打ってみせて、 「どっちが気持ちいい?」 と尋ねます。 強いパスは受けやすく、スピーディなプレーにつながる。 それを実感させるのです。 そして、すぐにやり直しをさせて、上手くできたら、たくさん誉めます! ここがとても大事ですよね♪ たくさん誉めると、自信がつくのです。 放送では、母親たちが口々に 「誉めるのが難しい」 と言っていました。 誉めることが難しい人は、ご本人も誉められたことがあまり無いことが多いです。 その場合は、その子の優れているところ、出来たことを見つけて、ただ一緒に喜んであげましょう! 「良かったね♪」 それだけでもいいのです。 放送の最後に、自信を持ってプレーできるようになった子供がインタビューに応えます。 「何が変わった?」 「自信を持ってできる。」 そして、 「お母さんが文句を言わなくなった。」とも(笑) その子の顔は、明らかに一週間前と違っていました。 親御さんの言動は、子供にとても大きな影響を与えているのですね。 私がずっと伝えてたかったことでもあります。 とっても、いい番組でした~((o(^∇^)o)) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2015.05.24 08:39:07
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