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カテゴリ:心理的スピリチュアル
あなたやあなたの周りに、怒りっぽい人はいませんか? なぜか、ほんの些細なことにいきなりキレる。 その方は、「怒り」を押さえこんできた可能性があります。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ Tさんは、30代の販売員です。 責任感が強く完璧主義なところがあり、仕事は大変良くできると評価されています。 今期から初めて店長として店舗を任されていますが、時々いきなりキレることがあります。 それは、いつもほんの些細なことがキッカケなのですが、一度怒ると、それは激怒というくらいにキレてしまうのです。 他の従業員たちは、いつも腫れ物に触るように気を使って疲れているようです。 ご本人は、自分でもそれをある程度感じていて、この怒りっぽい性格を、変えたいのだけど変えられない。 一体この自分の性格はどうしたら改善されるのでしょうか? というご相談です。 お話を聞いて行きますと、 このTさんは小学校高学年の頃、お母さまの病気がきっかけで、( 精神的なご病気だったそうです)ご両親が離婚しました。 しかし、当のTさんは当時全くその詳細を知らされないまま、ほとんど交流のなかった他県の叔父夫婦の元に養子に出されました。 大学も出してもらって、大人になり、今は「感謝している」 とおっしゃいます。 ヌサドゥヒーリングで幼少期に入っていきますと、大きな「怒り」が涌き出て来ました。 「父親を許せない」 「自分の気持ちを無視された」 「その土地が嫌いだった」 「誰もわかってくれない」 小学校高学年という年齢、しっかりと自我があるにもかかわらず、全くその事の詳細を聞かされず、気持ちを聞いてももらえなかった。 そこに大きな「怒り」あったのです。 それなのに 「感謝しなければならない」 という世間体、常識的な感情で「怒り」を見ずに、蓋をしていたのです。 「怒ってはいけない」 と思っていたのです。 まず、ヒーリングでその感情をしっかりとご自分で認めていただきます。 「怒って当たり前なんだ」 「怒っていいんだ」 そして味わってもらいます。 ここが、とても大事なところです。 「怒りを持った自分」を『許す』作業なのです! その後、浄化していきました。 ヒーリング後、Tさんは嘘のように穏やかなりました。 顔つきまで違います。 しばらくしてお会いすると 「些細なことが気にならなくなった」 とおっしゃってました。 ずっとずっと「怒り」たかったのです。 彼女のインナーチャイルド(内なる子供)は。 だから、「怒り」の機会があれば、吐き出していたというわけです。 いつも「怒り」の機会を探していたとも言えます。 でももう、「怒り」を手放したので、「怒り」を探さなくて良いんです。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ さて、ところで「怒りを手放す」とはどういうことでしょう。 自分自身が日常的に「怒り」を手放すことは具体的にどのように考えれば良いのでしょうか? それは「怒っている自分を許すこと。」 そして「怒りを手放す」とは、実は「怒らないこと」でもなく、「怒ってはいけないこと」でもないのです。 「怒りを持った自分を『許すこと』」なんです。 自分を「許す」ことで、周りの人を「許す」ことが出来るのです。 これは、少し不思議な感覚かも知れませんが、多くのヒーリングをしていく中で私なりにこのような見解に至りました。 「許すことは愛」ですので、 「自分を許すこと」は、「自分を愛すること」。 結果、やはり一番大切なことは、「自分を愛すること」なのです❗ 皆さん、自分を愛していますか? ありがとうございます~(^o^)v お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2016.01.20 09:41:50
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