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カテゴリ:心理的スピリチュアル
今回は「我慢」について、少し考えたいと思います。 皆さん、 子どもに「我慢」を身に付けさせないといけない、と思っていませんか? 特にお子さんをお持ちの方、お子さんを指導する立場の方~ 「しつけ」なのだと思って、 そのために、子どもの欲求を却下し続けたり、命令や指示をしたりしていませんか? 「我慢しなさい」 そのように指導すると、確かに子どもは自分の欲求を出さなくなります。 だからといって「我慢が身に付いた」と思うのは大きな間違いですよ~(((^_^;) その場合、子どもは我慢しているのではなく、我慢を強要され、「あきらめている」のです❗ このようなことが続くと、好奇心を持たない、無気力な、自分軸のない子どもになってしまいます。 本当の意味での「我慢」とは、何らかの目的のために、自分の意志で、一時的に自分の欲求をコントロールすることです。 「自分の意志で」です❗ (ここ大事❗) それは、欲求自体を無くすことではありません。 強要された「我慢」では、真の我慢する氣持ちは育ちません。 心が満たされてこそ、自ら我慢しようという氣持ちが湧いてくるのです。 子どもを我慢強く育てようと思うなら、まずは子どもの心を満たしてあげることです。 それには、認めてあげること。分かってあげること。 とはいえ、何でもかんでも子どもの言う通りにするというのではありません。 例えばおもちゃ屋さんで「これ欲しい❗」 と言われたとき。 要求通りにおもちゃを買ってあげることが、心を満たすことではありません。 そんな時は、まず 「そうなんだ。」 と認めてあげてくださいね。 (「そうなんだ」は愛の言葉~♥) しっかり氣持ちを受け止めてあげましょう。 そして、 「でも、今は買えないんだよ。」 と理由を告げます。 そうすると子どもは 「自分の氣持ちを分かってもらえた。」 と安心し、心が満たされ、 「じゃあ、我慢するよ。」 と、自ら我慢を選択できるようになります。 ちなみに、泣き叫んで「買って、買って、買って~~❗」 となるようなお子さんには、別の心の問題があります。 (買って欲しいというよりも、潜在的に親の注目を得たい、親に甘えたい。ということがあります。 こちらは、また別の機会に。) 子どもが自分の意志で我慢を選択する機会を与えましょう❗ ここでも「選択」がキーワードです。 子どもが選択するチャンスを奪わないように。 選択させずに、ただ指導者の思い通りにしようと我慢を強要していたら、 いつまでたっても、我慢を選択するという「意志」が育ちません。 (ここでいう「意志」は「自分軸」と同じことです。) 子どもに我慢を押し付けたくなる氣持ちを、まず親が我慢しなければならないのです。~(^○^) *~おまけ~* そして大人の皆さんも、今一度考えてみてください。 今、あなたがしている「我慢」は、人に言われて無理やりしている我慢なのか? 自らしている我慢なのか? もう、無理やり我慢しなくても、いいんじゃなーい?(笑) 「我慢とは、何らかの目的のために、自分の意志で、一時的に自分の欲求をコントロールすることです」 ~(〃^ー^〃) *~関連記事~* ・「素直な子に育てたい」(2015/2/16) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2019.02.09 10:15:55
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