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【夢みる小学校】
以前から気になっていた映画 「夢みる小学校」(監督オオタ・ヴィン) 観てきました〜☺ 【夢みる小学校について】 〜楽しくなければ、学校じゃない〜 宿題がない、テストがない、「先生」がいない。 「きのくに子どもの村学園」の子どもたちは「プロジェクト」とよばれる体験学習の授業を通じて、自分たちでプロジェクトを運営して自らの頭で考えます。 「楽しくなければ、学校じゃない」と、子どもの村のスタッフは口を揃えます。 キラキラした目で笑顔で学ぶ小学生の姿を見た事がありますか? 学校って、本当はこんなにわくわくする場所だったのです。 学校観が180度変わる「うれしい衝撃の授業風景」をご覧ください。 〜夢みる小学校公式ホームページより〜 ……………………………… 私は約20年前、子どもが不登校になったとき、この学校の名を知りました。 和歌山にあります「きのくに子どもの村学園」。 その当時、神戸からは通えなかったので、断念しましたが、 ずっと氣になっていました。 (現在は全国に5校あります。映画では主に南アルプス校をメインとして描いています。) 私は子どもの不登校をキッカケに、 当時の学校教育の理不尽な所を身にしみて感じていて、その弊害を憂いていました。 そんなとき「きのくに子どもの村学園」の上記ホームページで教育理念を知り、大変感動しました。 ですがその当時は、先生もテストも、科目すらないこのような学校で育った子どもは、 果たして将来まともに育つのかといった 不安心配、マイナスな意見がほとんどでした。 私達大人の「教育に対する思い込み」を外すだけの確証、結果がなかったのです。 そして今日はそれを、この映画を通じて、しっかりと見させていただきました。 「きのくに子どもの村学園」創立30年を超えて、そこで育った子どもたちのその後の姿もしっかりと見据えることが出来たからです。 今日何をするか? 子どもに尋ね、委ね、決めさせる。 全て子どもの自主性にまかせる。 「危ないかな」 「失敗するだろう」 と思う選択であっても、 大人(ここでは「先生」と言わない) は決して口を出しません。 何なら敢えて「失敗」させてみる。 「経験」そのものが「学び」だからです。 ひとつのプロジェクト、 例えば「麺を作る」をみんなの話し合いで決めたら、 そこからそばの栽培、加水率、 出汁のとり方、昆布、かつを、 その分量、また産地について…… 国語、算数、理科、社会。 様々な分野を学ぶ事ができます。 なぜなら、それはその都度発生する、 「なぜ?」 という問いから発展していくものだから、 子どもが自らの力で、自然に必要に応じて、遊びながら氣がついたら学んでいる、というものです。 ここに「本当の学び」があり、 それは 「生きる力」そのものとなります。 ですのでどの子も、キラキラ輝いていました。 作りたい。 知りたい。 満たしたい。 それをすることが、嬉しくてたまらない。 という笑顔。 その笑顔を見ているだけでも、こちらまで感動します。 ああ、こんなところで学べたらどんなに幸せだろうか☺ そんな「きのくに子どもの村学園」の卒業生は、自主性社会性に富み、自分の力で切り開くすべを知っています。 皆それぞれ、しっかりとした自分軸があり、未来を見据えています。 その言動やたたずまいは、とても中学生とは思えないほど。 (小学部、中学部があります。) この子達は間違いなく様々な分野で日本を、いえ世界を、リードしていく人となるでしょう。 未来は明るい。 希望に満ちた映画でした。 たくさんの人に見てほしいです。 ありがとうございました❗️ *〜関連記事〜* ・【不登校、行き渋りで悩む親子のための本を作りたい】(2024.06.27) ・【「いただきます」~(^o^)v】(2018.09.02)
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Last updated
2024.10.16 12:16:06
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