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第六十五段
この比(ごろ)の冠(こうぶり)は、昔よりはるかに高くなりたるなり。古代の冠桶(こうむりおけ)を持ちたる人は、はたを継ぎて、今用ゐるなり。 現代風訳 最近の冠は、昔よりはるかに(丈が)高くなった。古代の冠桶(冠を入れる箱)を持っている人は、縁を継ぎ足して、使っている。 ![]() ![]() ![]() スカートが長くなったり短くなったりするように、鎌倉時代の流行は、冠の高さに表れたのでしょうか。低くなったりはしなくて、高くなるばかりだったのかもしれません。プライドもかな? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018.04.24 08:10:11
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