カテゴリ:こども
中学生の次女の参観日だった。
中学の参観は、小学校の時より格段に面白くない。 子どもの反応がつまらないし、教室は狭いし、掲示物は硬いし…。 しかも。 うちの次女は、参観日の授業中に、こともあろうか居眠りをするのである! これには正直、親としてかなり恥ずかしい。 この子の居眠りは、先日のコンサートに連れていった時の日記にも書いたが、ともかく「折り紙付き」である。 どこか脳に異常があるのかと疑われる位なのだが、本人に興味があることのときは決して寝ない。(劇団四季のミュージカルや映画鑑賞中、読書中、ゲーム中など) かといって、授業中にいくら本人が「つまらないけど、でも寝てはいけない!」と気合いを入れても、それだけでは、やっぱりだめらしい。 どうしたものか!? 本人にもわからない!!親にも、もっとわからない~~~。 一番すごかったのは、バイオリンの発表会で、弾きながら寝ていたことである!未だに語りぐさである。 娘が習っているスズキメソードの発表会は、大勢の生徒が一斉にステージに並び、まず簡単な曲を全員で弾く。段々曲が難しくなるとともに、弾けない生徒は退場していくのだ。 娘はその頃、最高レベルの一、二ランク手前のグループだった。そこにたどり着いて、自分が最前列になったとき、多分くたびれ果てていたのだろうと思う。 あろうことか娘は、弾きながら眠っていたのだった。 「なんか体が揺れてるなあ。感情を込めているにしては、ビブラートが全然かかってないし……????」と思った瞬間娘が船を漕いでいることに気付いたわたしは、もう、それから後は、ドターンと倒れやしないかと、ヒヤヒヤし通しだった。(だって、楽器がこわれたらおおごとじゃない) 16分音符の続く、早くてポジション移動もいっぱいある曲を、最後まで一応弾き通していたのには驚いたけど。 ……というわけで、娘の居眠りは今はじまったことではないのだが、でも、やっぱり本人もマズイと思ってはいるようで、なんとか早く寝ようと努力するようになった。 わたしも、晩ご飯を早くしたり、お風呂に早く入れたり、「早く早く!」と煽ったり、大変である。(;^^) ほんとに、大丈夫かねえ、この人。 あ、今回の参観日は、英語だったのだが、案の定、中盤みんなで教科書の決まり文句を繰り返しているあたりで船を漕ぎだしたが、よくしたもんで、後ろの席の友人が、その都度足で蹴り上げて起こしてくれていた。 持つべきはよき友である! 感謝。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[こども] カテゴリの最新記事
|
|