カテゴリ:こども
長女にピアノを習う次女だが、相変わらずちっとも練習しない。まったく、楽天内の界隈の日記を読んでいると、驚くほどの練習量の方々が…それを通り越して半ば呆れるほどのときも(失礼!)…大勢いらっしゃるというのに、なんだか情けない気がするのだが、それが子どもと大人の違いだろう。
一計を案じて、わたしが子どもの頃先生から命じられた方法を試してみる事にした。 練習時間を記帳するのである。 細かいことは覚えていないので、とりあえず横に「曲目」縦に「日付」を入れ、毎日どのテキストを何時何分から何分まで練習したか記入する。一番右には「一日の合計時間」を記入。合計すれば一週間分のトータル練習時間もすぐ出せる。 「ハノンとスケール」「バッハ」「練習曲」「曲」と四項目。細かいようだが、一曲ごとの練習時間は、実はあまり問題にしていない。とにかく、全部の曲を毎日少しでも弾く、ということが目的である。(娘には言っていないけれど)ノートが空欄になるということは「練習ゼロである」ことの証明にもなってしまうわけで、これはもう一目瞭然。 記帳を始めて一週間。娘は確実に毎日、すべてのテキストを練習している!すばらしい。 もちろんやる気にならなければこんなノートは何の役にも立たないわけだが、少なくとも、娘はピアノは弾けるようになりたいと思っているわけで、いやいやレッスンしているのではない。自分の練習量を自覚すれば【あまりに少ない→これじゃあ弾けるわけない→もっと弾かなくては→やればできるようになる!】という流れにつながると思うのだ。 ピアノやバイオリンなどの楽器は、ただ「弾けるからいい」のではない。地道に毎日練習曲をこなし、一定時間弾くことによって筋肉も鍛えられるしテクニックもついてゆく。弾いた曲も定着する。その積み重ねが、特に基礎の時期は何より大切だと思う。 この日記サイトだって、ある意味同じような意味合いがあるのだと思う。あ、でもわたしの日記は、全然「自分の日常を見直すきっかけ」にはなっていないけれど!(情けなくも) というわけで、問題はこれがいつまで続くか、という事である。そのためには母であるわたしの「声かけ」がまた重要になる。命令でなく、もちろん依頼でもなく。でも時には「練習時間ゼロが●●日続いたら、レッスンをやめさせるわよ!」などの脅しも必要かも…と、構えていたりもするのだが。 中学生にもなる娘にこんなことやってることが、少々むなしい気もするけれど、ま、これは生徒にも使えるかどうかの実験でもあると思って。ちなみにわたしが(というより母が)先生から同様のことを命じられたのは、幼稚園のときでありました。念のため。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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