れみどりの☆楽・音・食・眠☆　　　　　☆らくおんしょくみん

この日は「アダルト・ビデオ屋の仕事だ～」と、かねてから夫が語っていたので、夕食の話題は
「どうだった！？」とそのことで持ちきり。

夫はうふふふ…と笑って
「それがさ～。もう大変で。仕事になんねぇや…！」
と全然大変そうじゃなく言った。

そもそも夫が何でアダルト・ビデオ屋なんかで仕事をするハメになったのか。えー、要するに夫の仕事は電気・機械・設備などなど、部品の調達や修理、温度・湿度の管理だとか、まあそんなような…、わたしにはよくわかんないけど理解の範囲によると、そんなようなことをしている。時にはうどん製造工場の季節による温湿度管理・調整とか、温泉設備のボイラー回りとか、かと思えば大きな病院に毎月電池を大量に納入したりとか…そんなことをやっている（らしい）。

で、取引のある会社から、エアコンの移設とそれに伴う電気工事を頼む…と言われて出かけた先が、このビデオ屋だったというわけ。エアコン屋は別ルートで２人やってきていて、夫は下請けの電気工事の若い職人２人を連れていったらしいのだけれど、
「仕事になんねぇ」かったらしく…。あははは。

「どうも使う線の色が違うなーとか、電線あんなに短く切って大丈夫なんだろうかーとか、線出す向きが反対じゃないのか…って思ったけど、でも人のやることだし考えがあるんだろう…、俺が口を出してもなーと黙ってたら、案の定、終わり頃になってから、あ、しまった間違えた～～ってまた電線切るところからやり直し。エアコン屋も気もそぞろで。しょーもない」

みんなしょっちゅう仕事を中断して、外の空気を吸いに出ていってばかりで…と。

おかしいのは、こういう店に来るお客は、みんな会社の名前の入った商用車で来るんだって。これみよがしに、いかにも仕事で～すと言う顔で車を止めて(;^^)。この電気工事屋さんもエアコン屋さんも（この人たちはもとから仕事なんだけど）、わざわざ車の後ろのドアを開けっぱなしにして、ご丁寧にハシゴを車に立てかけたままにしてあったとか…。よほどやましい思いがあるのだろうか(-_-;)

さんざんそんな話を語り、
「だから男ってもんはしょうがないねー」
と娘達を笑わせていた夫である。

こんな会話を家族でしているから、娘達にはカレシの一人もできないのかも！？とフト思ってしまったワタシであった。

この日は、黒豆を煮た。
年末年始は旅行するのでお節料理は作らないが、黒豆は時期を問わず煮る。料亭のような上品なお味ではないが、家庭料理としては、ふっくらおいしい。＼(^o^)／イモマメカボチャの大好きな二女が山盛り小皿に取って、抱えるようにして食べていた。また近々、煮かたをフリーページに載せますね。