テーマ:ささやかな幸せ(6738)
カテゴリ:食べ物
水曜の日記。木曜夜に書いてます。
朝の内に短い校正原稿を1本仕上げてメールして、先週の健診の続きで病院に行ってきたのでした。乳房エコーです。半年後にもう一度、といわれました。ま、とりあえずこれでまた半年は安心ってことで。 買い物して帰宅したら、宅配便の不在票が入っていました。えー。びっくり。仕事を下さっているFさんから、お菓子が届きました。 かぎや政秋という京都百万遍のお菓子屋さんです。「益寿糖」と「学び餅」というお菓子が入っていました。 さっそく開けてみると、ニッキのいい香り。レッスンの合間に、いそいでお礼の電話をしました。 Fさんは、今年いろいろなことで板挟みな状況で、すごーく辛い1年だったのです。仕事上でのおつきあいとはいえ、データのやりとりと合わせて交わすわたしのメールや電話でのひとことが、とても嬉しかったの、ありがとう…と言ってくださいました。恐縮です。 この「益寿糖」というお菓子は、「絶滅菓子」だったそうです。その昔は、明治天皇が大正天皇に滋養をつけさせるために食べさせたというくらい有名なお菓子だったのに、流行の移り変わりと、作れる職人の高齢化のため、1980年代以降作られなくなっていたとか。それを苦労して復元したものだときいて、ますますありがたみが増しました。 「秋に行った京都でお友達に教えてもらったお菓子なの。手に乗せたときの、ふるふるっとしたなんとも妖しい柔らかさがいやらしくて^^; 食べてみてね~」と、彼女らしいお勧めの言葉でした。 おいしいお茶を入れて、家族3人、どれどれと包みを開けました。おぉ。たしかにこのやわらかなもち肌^^ まるでおっぱいのような!(笑)妖しすぎる!! 夫「ツンツン。おー。柔らかい。ほんとにやらしいぞ^^」 娘「あ。ここに何かしこりが…!」 夫娘「大変だ、大変だ」 なんという父娘でしょうかっ。……(-_-; それはクルミですっ。 ☆このクルミがあることで、味と食感がぐっと締まってます。多分求肥のやわらかさだけだと、飽きるところ。すばらしいバランス感覚。 乳房健診に行ったばかりですしねー。なんだかツボにはまったリアルな会話でした^^; ーーーーー 今年1年、いろいろな方にお世話になり、かわいがっていただきました。その恩を、直接その方にでなくても、別の方に返せば、それはそれで大きな意味での恩返しになるのでしょう。おおらかな心と、慈愛のまなざし。愛深き人になりたいと思います^^ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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