テーマ:園芸日記(86)
カテゴリ:食べ物
今年も恒例、「ラズベリージャムづくり」の日々。
ラズベリージャムを作るには、その前にまずラズベリーの実を摘まねばなりません。 ラズベリーの林のような…。庭の一角がこのようにラズベリーで埋められてます^^; ポツンポツンと赤いのが熟した実。 朝、のんびりしてみなさまのブログめぐりなどうっかり始めてしまったら、ポツポツ…と雨の音が!大変っとばかりに顔を洗い日焼け止めだけ塗って、柄付きボールを片手に飛び出しました。もう雨は降り出しています。帽子を被っているので頭は濡れないけれど、肩は冷たい! でも冷たかったのはほんの一時。ラズベリーの生えている場所は、大きな柿の木とどんぐりの木(くぬぎだと思う)の下なので、雨は直接地面におちないのです。 1粒1粒でなくては収穫できないところが、ラズベリーの面倒なところ。赤くなった実を全部収穫するのに、今日は1時間かかりました。 いつの日か、庭をもったら何よりもまずラズベリーを植えたいと描いていた高校生の頃。もちろん、エリック・カルメンの影響です。ファンクラブの会長さんのお宅の庭にも、当然のようにラズベリーが植えられていたようで、会報に「増えすぎたラズベリーの苗、分けて差し上げます」と書かれていたのがすごく羨ましくて。実家には庭はありましたが、庭木がきっちり植わっていて、子どもが好きに植物を育てるスペースなどありませんでした。 というわけで、庭を持った早い時期に、サカタのタネあたりの通販で手に入れた1株の苗から、いや、ほんっとに、増えました、ラズベリー^^; 野生の血、むんむん。シュートがどんどん出て、放っておけばそのうち庭中埋め尽くされることでしょう! 昨日も書いたお友達のセリフ「増えすぎたら…」でいけば、邪魔なら引っこ抜いて制限すればいいのだけれど、この収穫の時、そしてジャムを煮ている喜びを思うと、なかなか始末できず、なるべくなるべく…と伸びるに任せてしまっています。 先日収穫して冷凍した分と合わせて1400gほどになったので、今年第1回目のジャムを煮ました。苺よりもすっきりさらっとした味。ラズベリーに限っては、ほかの果物のようにきっちり煮詰めずに、ソースっぽく仕上げるのが好きです。ヨーグルトに入れたときにぱぁ~っと広がるあのルビーレッドが、たまらなくきれいですから! お鍋は、野田琺瑯のブリコ。ルクルーゼより安価で性能は充分。これだけ底が厚いと火の当たりもやわらかく、安心してジャム作りできます。 野田琺瑯の鋳物鍋【20%OFF】在庫限り【野田琺瑯】【BRICO】IH対応鋳物ホーロー鍋ブリコ ボンヌファム キャセロール24cm レッド ーーーーー まっかに熟した実を摘みながら、いつも思うことがあります。ラズベリーは、1房にいくつかずつ実がつきますが、順々に熟れていくので、赤くなったものから1粒ずつ摘みます。 「これはまだちょっと未熟だから、もう1日置いておこう」と摘まずに残す実。ところが、充分熟した実をすべて摘んでしまった後もう一度見回すと、それももう充分赤いように見えるんです。 子どもの成長を見る親の目も、同じようなものかもしれない…と毎回思います。ほかの子と比べてしまうと、充分熟れていても「まだまだ」と感じてしまう。逆に、まだ赤くなる余地があるのに、その実だけを見て摘もうとしてしまったり。 1粒ずつ1時間もかけて摘むので、ほかにもあれこれ、どっちでもいいことを考えながら…なわけ(笑)材料からの自家製ジャムづくりには、「ゆっくり時間」が流れている気がします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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