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午前中は、パッチワークの相談にkeyakiちゃんちへ。
午後は、伴奏合わせに、お友達のお宅へ。 鋏使いの後遺症も大事には至らず。さすがにその辺りの自己管理OK^^; 来月の本番まで一か月。衣装はどうする? 「全然考えてなかった!」とお友達。それは困るぅ。一緒に考えよう…。 「一生に一度は、ピンクの衣装を着たいな…」 せっかく歌う「さくら横ちょう」。ピンクは、彼女にとても似合う色。一生に一度と言わず、ぜひ長く着られる1着を作って! 歌の先生に、「楽譜が真っ白! しっかり眺めて、いろいろ考えろ!」と叱られたけれど、穴の開くほど楽譜を見ても、さて何を考えていいのやら…、わからない…(>_<) とのお悩み。 私ならこう考える…というアドヴァイスをいくつか。 ・同じ旋律が登場するところ ・似てるけど、ちょっと変えてある箇所 ・音は上がっていく or 下がっていく? ・跳躍の幅(広いほどエネルギーが大きい) ・フレーズ終わりの、音長の変化 ・音節ごとの音価の比較 ヒントはまだまだあります。要は、作曲者の心理を推しはかるわけ。「そんなつもりじゃなかった!」と、作曲家がお墓の中から顔をだす!? でも実際叱られるわけでなし、そのくらい大胆にやってみよう^^ 逆に、「そこまで考えてくれてありがとう!」と夢で言われるくらいに! ーーーーー 図書館に寄りました。小林秀雄全集第12巻に、「さくら」と題した一文が目に止まりました。 【送料無料】小林秀雄全集(第12卷) 小林秀雄ーさくらーときたら、本居宣長。 「しき嶋の やまと心を 人問わば 朝日ににほふ 山ざくら花」 桜好きだった宣長が、還暦に際して詠んだという歌。「宣長ほど、櫻の歌をたくさん詠んだ人はない」そうです。「死ぬ前の年などは、三百首も詠んで」いて、「諡は、秋津彦美豆櫻根大人とせよ、と遺命して死ん」だほど。 自分のお墓の図も示して、そこにもちゃんと「山櫻の木」が描かれていました。 続いて、 「櫻への無関心と無智とが、すっかり蔓延して了った今日では、国内の櫻の八割九割までが、ソメイノシノといふ櫻とは言えぬ櫻の屑ばかりになって了った、と笹部氏は言う。」と、櫻男・笹部新太郎氏の『櫻を滅ぼす櫻の國』という文が紹介されていました。 笹部氏は、水上勉の小説「桜守」のモデルともなった方。櫻に魅せられ、大阪造幣局のサクラや、膨大な櫻コレクションも有名です。新太郎亡き後、荒れ果ててしまったという亦楽山荘。今は、 「櫻守の会」 「という団体が手入れしているようですが、復活したのでしょうか? 本も読みたいし、各地を訪ねてもみたい…。いつかいつか…。 ーーーー いい気分で帰宅したら、校正依頼のメールが! 一仕事去ってまた仕事。keyakiちゃんのアドヴァイスでパッチワークもがんばろ~と思っていたけれど、また数日間お預けだわ……^^; お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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