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カテゴリ:プロヴァンスの生活
Pastis パスティス
プロヴァンスのアペリティフ(食前のおしゃべりタイム)とペタンク(鉄のボールを転がして遊ぶプロヴァンスのゲーム)のときには欠かせないお酒パスティス・・・・。 これなしではプロヴァンスは語れない!!といって良いくらいみんなに愛されているお酒。 パスティスは元々、ニガヨモギを加えて作る香草系リキュールアブサンの代替品として生み出された。 アブサンが、健康上の問題から1907年スイス、1915年フランスで禁止された後、アブサンに似た風味をもって生まれたのが、こうした酒であり、アブサンに“似せて(se pastiser=ス・パスティゼ)つくる”という意味でパスティスと呼ばれるようになったのだそうです。 アブサンに入っているニガヨモギの成分が身体を狂わせるという理由で販売が中止になったが、本当の理由はアブサンの製造する会社が儲かりすぎて、その当時、他のお酒が売れなくなったため販売を中止させられたらしい・・・。 以前のアブサンは80度意以上あったので狂うのも当然か・・・。 ポール・リカールによりアブサンの製法を改良してパスティスが作ら、その後ペルノー社など、アブサン製造元であった多くのメーカーで製造されるようになり、現在に至る。 マルセイユ産のスターアニスと、リコリス、フェンネル等のハーブにより風味付けされている。 アルコール度数は40~45度と強く、甘口だが、強烈なアニス風味が特徴。特にフランスのマルセイユで作られ、アルコール分45度以上かつ、アニスが1リットルあたり2グラム以上含まれるものにはPastis de Marseille パスティス・ド・マルセイユと表示されることが認められる。 スターアニス パスティスの飲み方 一般に氷や水で割るか、シロップを加える、カクテルに用いるなどして飲む。シロップはこれまたプロヴァンスで愛されているミントシロップを入れると最高においしい。 パスティス1に対しお水5~6ぐらいの割合で入れる。 緑色のアブサンに対しパスティスは琥珀色だが、アブサン同様水で割ると白濁する。 回りの日本人で奥さんの幼なじみ・ブログ仲間のナネアさんはさすがハーブの専門 アロマセラピストだけあって、この味は好きみたい。 でも今まで日本人で大好き!!という人にはナネアさん以外あったことがないよ~。 最近は日本でもお酒のディスカウントストアでも売っているから、好む人も増えているのかな? 是非皆さん試してみて!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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