宇宙戦艦ヤマト2202 TV 第21話感想
第21話「悪夢からの脱出!!」母娘が会話する中、キレイな花が咲いていた頃の地球が映し出される。季節が流れ一巡すると遊星爆弾。画面に西暦2193年4月20日。母親が飛び降りた後…、家族写真を見つめる銀河の藤堂艦長。どうやら藤堂艦長の回想だった。写真を眺め「優しさや人間らしさが人を殺すなら、それを、捨ててでも。」と人間らしく無い呟き。ワープした白色彗星を追跡する為、銀河も火星宙域へワープ。火星絶対防衛圏に到達した白色彗星。迫りくる白色彗星を目にした地球連邦政府防衛軍本部。未だ動けずのヤマト。艦内では、語り部にハックされたアナライザーが語っています。ガトランティスを永久に隷属させる為の安全装置を伝える語り部。キーマンが、どうするのか教えろ!と問うと、お前らには教えん!と黙ってしまう語り部。「答えなさい」桂木さん登場。最後のゼムリア人の私に答えろ!と厳しい顔で迫る桂木さん、語り部が話を進めます。「最大のクビキ…その名はゴレム」語り部は続けます。ゴレムを作動すれば、人造人間に死をもたらすと。つまり、ガトランティス人のを死滅する事が出来る。ここで、語り部アナライザーがシャットダウン。「ゴレムは、大帝と共に…。」桂木さんは知っている様子。ガトランティスでは、全てをお見通し。いろいろバレちゃったので、ゼムリアを消せと大帝。「これもまた、お前の導きか…テレサ」白色彗星内では大戦艦がレギオネルカノーネの陣形をとり、ゼムリアに向けて発射!ゼムリアに直撃するとヤマトも衝撃で揺れる。地球連邦防衛軍本部では、白色彗星に対して交戦の構え。時間断層で戦力を次から次に増強し、実戦配備される艦隊。副長官は強気です。山南艦長のアンドロメダも復活!クルーは艦長1人。AI艦として改修されたようですね。アンドロメダには似合わないヤマトと同様のツートンカラーになっています。火星最終防衛線。ガトランティスは大型空母の回転甲板から無数のカブトガニが射出。地球・ガミラス混成軍艦隊とガミラスの戦闘が開始しています。白色彗星内部に特攻した大量のアンドロメダ艦隊が、滅びの方舟に対して直角に降下。山南艦長のアンドロメダ改と共に全艦波動砲を発射!無数の波動砲光が滅びの方舟へ。しかし、赤いリングを発生させが発生、無数の波動砲が降り注ぐが効果無し!その間もゼムリアはレギオネルカノーネの直撃が続いている最中。ゼムリアの崩壊により地殻変動発生、それを利用し脱出を計るヤマト。そして旧作・前作のパクリシーン。島に代わり古代による発進です。波動砲による攻撃が不発に終わったアンドロメダ艦隊。山南艦長は敵陣へ特攻中に破壊されていくゼムリアを発見。そして、見つけてしまった…。火星圏にワープアウトする銀河ブラックアナライザーが戦闘に加わる事を否定、G計画が発令され銀河クルーはAIの指揮下に。なんだか判らないG計画とは…。正常な遺伝子を保存し、最悪な事態の時は新天地を探す…と言う計画。なのでクルーはほとんど女性。そんなトンデモ発想計画。ヤマトクルーには刺激の強い計画。その時アンドロメダから入電。「ヤマト発見!」見つけてしまった。重力源の破壊によりヤマト救出を企てるも、アンドロメダ単体では救出が不可能。各艦に応援を乞う。状況は銀河艦内でも決断に迫られていた。真田さん、艦長に意見具申。コスモリバースを使ってアンドロメダの波動砲を、増幅すれば重力源を破壊可能だと。そこに口を挟むブラックアナライザー。「不確実性の高い作戦でコスモリバースシステムを失う訳には…」「お前に聞いていない!」と激おこの真田さん。悩む藤堂艦長。山南艦長が覚悟の波動砲の発射準備…。「死んで取れる責任などないぞ、山南、どんな屈辱にまみれても、生き抜くんだ」土方艦長からの音声通信が入る。加藤にも藤堂艦長にも。あっ加藤は銀河に帰還してたの?そして、藤堂艦長自らブラックアナライザーに向け発砲。指揮を藤堂艦長に戻し、銀河を火星戦線へ。イーター艦が接続したドレッドノートに突き刺さりながらもアンドロメダは進みます。更に艦橋をスライス、屋根を持って行かれるも、山南艦長は無事。波動砲の発射シーケンスが継続している所に銀河ワープアウト。「山南艦長、お供します。共に生き抜く為に。」急旋回しアンドロメダの真後ろに。この時のスラスターの噴射方向が気になるのですが…、まぁいいや。真後ろからコスモリバースを発動。アンドロメダも波動砲を発射。威力を増した重力源に命中した事により、ゼムリアを破壊しているレギオネルカノーネの陣形が崩れ、大戦艦も停止。(コイツらいつも同じ事されてるな。)ゼムリア崩壊の中をヤマトが脱出。アンドロメダからロケットアンカーが射出されヤマト側面の展望部に突き刺さり強制牽引。ブラックバード隊をアンドロメダとヤマトの救援に向かわせる。アンドロメダは限界が来た様で、アンカーを外すと爆発しながら墜落していきます。修理・改修が終わったばかりなのにね。爆炎の中から加藤機が姿を表す。しがみつく山南艦長と帰還。…つづく個人的感想良かったですね、土方艦長。特に銀河のAIブラックアナライザーとの交互にかかるセリフ回し。今の所、2202でナンバーワン名シーンな気がします。山南艦長もがカッコ良かったですね。「時間断層がある限り殺し合いは続く」って戦争の中で必死に平和を探している感じが凄く良いセリフですよね。ゼムリアから脱出旧作・前作の発進シーンに酷似。必要だったのかな〜。良く言えばオマージュ、普通に言えばパクリ。G計画どうでもいいや。重みも何も無い薄っぺらな計画。「優しさや人間らしさが…」とか言ってた割に直ぐに掌返し。結果的にAI(ブラックアナライザー)を壊して最終的に「これは私達の、人間の艦だ!」って。それがやりたかっただけだな。と、2202最高の名シーンが複数ありながらも、やはりメカデザインと戦闘シーンが酷かった第21話でした。以上