旧暦のお正月
知らない方も多いと思いますが、今日はアジアのいくつかの国がお正月を迎えます。日本も昔、旧正月を過ごしていました。私のふるさと台湾も本日が正月で、朝から新年の挨拶まわりに出かける人も多いです。私は日本で生活しているので、特に西暦の新年を迎えているけど、今日ばかりは気持ちはお正月過ごしていて、家族と一緒にいる気分でした。大晦日には家族全員必ず家に戻って、みんなで一緒にご飯を食べます。特に鍋料理をします。丸い鍋は団円(家族団欒、円満という意味がある)という意味です。食後子供にはお年玉が配られます。お年玉は邪気を抑え、新しい一年を迎えられるように、大人からの子供にお守りみたいなものをあげます。そして、この夜だけ夜更かしをしてもいいと子供の特権がありますが・・・長い時間起きていることが新一年を幸運をもたらすことになります。お正月の一日目は新しい服を着て、家族全員揃って出かけます。二日目は嫁が実家に帰れる日で、昔の人は年に一日しか帰れません。三日目は早めの就寝します。なぜなら、連続の疲れを癒すためには早く寝るという意味ではあります。私も子供のときに言われているのは「ねずみさんはこの夜お嫁さんをもらうから、早くで迎えに行かせるためにはあなた達も早くねなさい」と言われていました。これは台湾の風習で、田舎に行くと、玄関先には米をまいてあります。ねずみさんがお嫁さんを迎えにいけるように、祝儀を持っていくのです。おとぎ話には聞こえますが、それぞれの国や地域の風習、文化があります。その場を離れるまでは、気づかなかったことが沢山あると思います。旧暦のお正月を挨拶させて頂きます。「新年快楽!恭喜発財」(謹賀新年、儲かりますように)