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ボチボチ開業した司法書士エーデルの日記

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November 13, 2007
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カテゴリ:あれこれ
まかりなりにも教会というところに定期的に足を運んでいる者として、この季節になると、今ひとつ違和感を感ずることがある。

教会暦では、まだ待降節(アドベント : クリスマスの4週間前の日曜日から、クリスマスのリースに4本あるロウソクに一本ずつ灯をともしていき、4本目のロウソクに灯がともったところでクリスマスとなるのだが、クリスマスの4週間前の日曜日からアドベント、つまり、クリスマスシーズンに入る)に入っていないというのに、街ではもうクリスマスソング、クリスマスツリーやクリスマスオーナメントが商店街を賑わしている。教会暦では、11月は死者の月で、言ってみれば、お盆のキリスト教版みたいな感じの季節というわけで、クリスマスシーズンではない。

一方、12月25日を過ぎると、商店街は一挙にお正月モードに入るが、教会では1月の公現の祝日まではクリスマスということで、ミサでクリスマスの聖歌をとりあげる。 

このギャップ、私は違和感を感じながらもそれなりに楽しめるが、ドイツ留学の経験を持つ私のオルガンの先生にとっては、受け入れられないらしい。芸術家的で繊細な感受性を持つオルガンの先生とは違って、私は俗人なので、商店街の売り上げ拡大作戦も、景気づけのために重要なことだと割り切っている。

キリスト教的な考え方について事のついでに言えば、日本国憲法における個人の尊重の理念は、神と人との我と汝の関わりというキリスト教的な発想(特にキリスト教でなくとも、神みたいな存在と人間個人との人格的な関わりを持つ発想法)でも前提にしないと、儒教的な文化的土壌では、今ひとつ浸透しにくい考え方かなあ、と感ずることもたまにあったりもする。。。単なる私見です、勿論:-))))





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最終更新日  November 13, 2007 09:46:14 PM
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