テーマ:車に関するお話(10219)
カテゴリ:車ネタその他
HID装着までもう少し掛かりそうなので、今回は趣向を変えたライトネタにしてみました。
今回はLEDヘッドライトの話です。 そのLEDヘッドライトですが、今年いよいよ解禁になります。 そして、レクサスLS600hで世界初の採用が決定しています。 そもそもLEDとは、「ライト・エミッティング・ダイオード」の略のことで、その特徴として 素子の種類を変えることで発光色そのものが変わる点が挙げられます。 赤や黄色といった色を付けるためのガラスやレンズが不要なため、大幅な小型化が可能で 消費電力や発熱量が少なく振動にも強く、構造も簡単なため、故障が少なく大量生産が できるなどの特性を持っており、純正でブレーキランプに採用されている車もあります。 また、ポジションをLEDバルブに交換するのも珍しくはなくなってきました。 で、今回レクサスLS600hに採用されるLEDヘッドライトとは、ポジションランプのことではなく ロービームのことです。 HIDでも明るさ、消費電力ともにハロゲンランプよりも優秀ですが、LEDがヘッドライトに採用 されれば、HIDよりもさらに消費電力が少ないため、バッテリーの負担が減るのは確実です。 またLEDの光は指向性強いため、原則としてリフレクターが不要になり、ヘッドライト周りの デザインの自由性が増し、さらに軽量化・コンパクト化が図れるようになります。 このLEDヘッドライトの開発は、すでに複数のランプメーカーが着手していますが、まだ課題 は多いようです。 それは光量の問題です。 LED3束でハロゲンライト1灯分の光量と言われていますが、明るくするためにLEDの数を無闇に 増やしていくと、LED化のメリットが少なくなってしまいます。 ならば光量を稼ぐためにと高出力化すると、発熱量が増し、その放熱対策が難しくなります。 さらに、高価な白色LEDを使用することで通常のヘッドライトの約10倍のコストがかかると 言われており、純正で採用されるのはまだごく一部の車だけになりそうです。 まだ課題は多いLEDヘッドライトですが、HIDがわずか数年でここまで普及したことを見ると、 今後はLEDヘッドライトが主流になる日も来るかもしれませんね(⌒∇⌒) しかし…見所いっぱいのレクサスLS600hでLEDヘッドライトに注目する人ってどれくらい いるんでしょうかね?(; ̄▽ ̄A あせあせ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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