弥生おばさんのガーデニングノート「花と緑の365日」

2019/02/23(土)10:30

誕生花のないコメツブツメクサ(米粒詰草)の花言葉「お米を食べましょう」、キバナツメクサ(黄花詰草)の「小さな恋人」

春から初夏に、這うように伸びた茎先の3枚の小葉をつけた葉(3出複葉)のわきから出した花茎の先に、黄色い小さな蝶形花がたくさん集まった球形の花が咲きます。 誕生花のない花は、黄色いミニクローバー、コメツブツメクサ(米粒詰草)。 花の名は、非常に小さいツメクサ(詰草)の意味で、米粒のように小さな花が咲き、草姿がシロツメクサ(白詰草)より小さいことから名づけられました。 ツメクサの名は、江戸時代末期にオランダから送られてくるガラスの器を入れた箱に、乾燥したクローバーがいっぱい詰められていたことからつけられています。 別名のキバナツメクサ(黄花詰草)は、黄色い花が咲くツメクサからです。   花言葉「お米を食べましょう」は、花の名前の米粒にちなんでつけられています。 花言葉「小さな恋人」は、ごく小さな花が集まってまんまるくなった愛らしい花の姿をたとえてつけられたのでしょう。   毎年近くの駐車場の枯れた芝生の中に、晩秋に芽を出して、冬の寒さの中で赤くなった葉は暖かくなると緑色になり、春に四方に伸ばした茎葉で芝生をおおって、黄色い花を次々と咲かせます。 コメツブツメクサの花は受粉すると垂れ下がり、花弁は淡褐色になりながら、豆果をつつみ、タネが熟すと枯れるので、初夏になると芝生は青々としています。 よく似ている花にコメツブツメクサより大柄なコメツブウマゴヤシがありますが、どちらも帰化植物です。 黄色い花が咲くクローバー バディウムがあります。 マメ科シャジクソウ属、耐寒性一年草、原産地:ヨーロッパ、西アジア 別名:コゴメツメクサ(小米詰草)、キバナツメクサ(黄花詰草) コメツブツメクサ(米粒詰草)の花言葉:お米を食べましょう、小さな恋人。 コメツブツメクサ(米粒詰草)の誕生花:― 流通時期:― ​クローバー ​​ ​ ​​ ​​ ​​ ​​ ​​ ​​

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