2021/10/14(木)10:30
10月14日の誕生花 ヒイラギモクセイ(柊木犀)の花言葉「歓迎」、香る白い小花と鋭いトゲの「用心深さ」
晩秋に、春から伸びた枝先の縁のギザギザに鋭いトゲのある葉のわきに、白い小さな4弁花が泡立つように咲きこぼれ、さわやかに香ります。
10月14日の誕生花は、鋭いトゲが邪気を払うヒイラギ(柊)とギンモクセイ(銀木犀)の雑種、ヒイラギモクセイ(柊木犀)。
花(木)の名は、葉がヒイラギに似て、花がギンモクセイに似ていることから名づけられました。
ヒイラギは痛みを表す古い言葉の疼ぐ(ひいらぐ)が転訛したもので、葉のトゲにふれると疼痛を起こすことから呼ばれています。
モクセイは漢名の木犀の音読みで、樹皮が動物のサイ(犀)の皮膚に似ていることからつけられています。
ヒイラギモクセイの花言葉はヒイラギと同じ花言葉です。
花言葉「歓迎」は、控えめで清楚な花の香りからきているのでしょう。
花言葉「用心深さ」は、光沢のある濃い緑色の葉の鋭いトゲのために無用に近づいたり、むやみにさわったりできないことからつけられています。
近くの公共施設の小道沿いのヒイラギモクセイの高い生垣は秋に枝が剪定されるので、花は刈り込まれた内側の枝の葉のわきや、高く伸びて剪定を免れた枝先で見られます。
ヒイラギモクセイは葉の形と大きさがキンモクセイに似ていて、葉の縁のトゲはヒイラギから受け継ぎ、キンモクセイと同時に咲くとよく香ります。
モクセイ科モクセイ属、常緑小高木、原産地:日本、中国、台湾
ヒイラギモクセイ(柊木犀)の花言葉:先見の明、先見、歓迎、用心深さ、保護、用心、剛直。
ヒイラギモクセイ(柊木犀)の誕生花:10月14日
流通時期:苗木や鉢植えを秋に見かけます。
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ギンモクセイ