らいふ　いん　こりあ　２

あ～～あぁ。。
この日は気が緩んでお腹いっぱい食べちゃったよ。


南漢山城のふもとでオリを食べました。

キョンギ道クウァンジュに用事があって行った帰り
南漢山城にも寄って、見学して行こうと
車で南漢山をはるばる登って、入り口まで行ってはみたものの、
じっくり見学するには微妙な、夕方の時間帯になっていたので
見学はまた今度にしてとりあえずご飯食べて帰ろう、
ということで。。。








ところで。。。


『南漢山城に行く』というと、それは
軍人たちの間では特殊な意味になるんだって。。。


この南漢山城がある一帯の、さびしい山々の中のどこかに
軍人専用の刑務所があるそうだ。


そう、南漢山城に行く。。というのは
刑務所送り。。という意味なのだ。


アッパが南漢山城に向かう車の中で教えてくれた。


「で、どこら辺にあるの？」と聞くと
ここらは広すぎてぜんぜん検討もつかない、という。


犯罪者が脱走しないように囲う施設なんだから
観光客がやってきて見つけられるような場所にはないよ、と。


そりゃ、そうだ。



俗世間とは全く隔離され、人知れず存在する
軍人の刑務所。。。



なんかソレ聞いたらしばらく想像が止まらなくなってしまった。


いったいどこにあるんだろう。
どんなところなんだろう。


そこで何が行われてるんだろう。。。


この山の何処かに、確かに存在する
この世からまったく隔離された別世界。。。



こちらの南漢山と違い、
北漢山はもっと雄雄しくてきりっとしたものを感じるし
北漢山一帯もひんやりした空気感というものを感じるんだけど


この南漢山一帯はなんだか複雑な雰囲気のする場所だった。
過去に歴史上、どんなことがここで起こったのだろう。。。


その日はふらっと行ってみただけだったけど
今度行くときにはあらかじめ歴史的なことをもう少し調べてから
行こうと思っている。