山への情熱 音楽への愛

2023/09/17(日)13:48

感激!!拍手で迎えられた槍ヶ岳山頂

登山(1080)

9月13日水曜日。ガイドも私も予想以上に寝過ごしてしまって目が覚めたら4時30分!!。これはヤバいと準備を整える。朝食は尾西の炊き込みご飯だけ。水も少なくなっているのでココアもなし。天気は上々、槍ヶ岳が見え隠れする。今日は槍の穂先を踏んで肩に下降し、休憩後は槍沢ロッジまで下山するロングルートだ。少し寒いので雨具を着込み、ザックカバーも着けて出発する。  くっきりと槍ヶ岳方面の稜線 あのてっぺんまで登る まずは最低コルまで岩稜の登り下りを続けていく。昨夜充分眠れたので体は軽い。北鎌ホイホイの紛らわしい道なき道をガイドの指示に従いながら進むが、ザラザラの崩れ落ちそうな進路でとても慎重に行動した。赤い岩壁の手前が最低コルで、ここから登り返して北鎌平へ登り返す。目で見るとすぐのように見えたがけっこう登り下りが激しく、クライミングを続けてやっと北鎌平に到着した。目の前にはもう大槍だけ。遂にここまでたどり着いたのだ。とても嬉しかった。あとは槍の穂先まで岩稜を攀じ登るだけだ。                        最低コルから北鎌平への登下行 北鎌平で一休みして最後の登りに備える。びょうびょうたる岩壁の中に遭難した人たちの慰霊碑が並んでいる。新しいものも1990年代の古くてよく見えないものもあった。ここまで来て遭難とはさぞ無念だったろう。 槍の穂先への前半は段差の大きい岩の道をしばらく登る。その後は完全なクライミングになり、槍の穂先めがけて一歩一歩確実に登って高度を稼いでいった。割と快調だった。そのうちに山頂にいる人の声が聞こえ、山頂の祠も見えてきた。喜びのあまり、思わず「祠だ!!」と叫んでいた。そして追に槍ヶ岳山頂に抜けた。                        大槍に向かって最後のクライミング            ガイドと私                   感激の山頂 山頂に着くと15人位の登山者から大きな拍手で迎えられ、お祝いの言葉と笑顔、賞賛の言葉が行き交った。ものすごく嬉しく感激した。ガイドが山頂にいた男性に依頼して最後の登りをずっと撮影してくれていたのも超貴重画像で有難かった。 参考タイム 独標の6:12⇒最低コル7:28⇒ピーク7:33 7:40⇒北鎌平10:04 10:15⇒槍ヶ岳山頂       11:35 11:55⇒槍ヶ岳山荘12:10

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