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2009.09.17
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カテゴリ:私はこう思う。。
数日前に親しい友人の旦那様が闘病生活の上、
ご逝去されました。

必ずよくなって、笑顔で退院する。
そう信じて、祈り続けていましたが、
願いは叶わず逝っていってしまいました。


しかし、旦那様が私達に身をもって
最後に教えてくれたこと、

最後まであきらめない。
最後まで自分らしく生き抜くことを
教えて下さいました。


告別式で、旦那様の親しい友人がいいました。

「彼はいつでも、自分の物差しを
きちんともっている人でした」と。
そのご友人の物差しは、
旦那様にあうたびに修正されていったという。

数多くの人と出会い、数多くの体験をし、
他人の意見に振り回されることなく、
自分の物差しを持つ事の大切さ。

自分がどうしたいか、
どうなりたいか、
どう生きたいか、
きちんと自分の中で考え、答えを出し、
一つ一つ、一生懸命に実行してこられたのだろう。

人柄を思わせる、たくさんの参列者や弔電の数々に、
旦那様の偉大さを改めて知りました。

友人は、ほとんど旦那様の話をしなかったのですが、
きっと自慢話に聞こえるのではと、
さけていたんだと思います。


喪主となった友人は、最後の挨拶で、
最高の愛のある話を聞かせてくれました。

最後の二ヶ月は何十年分にも値する
愛と感謝のある、素晴らしい充実した時間を
二人で過ごしたということを。

一言一言、とても丁寧で、力強く、
そして旦那様やみんなへの愛が満ち溢れていて、
本当に潔く、かっこよく、立派でした。

聞いている私達は涙がとまりませんでした。

私達は彼女に何をしてあげられるだろう。

心から笑える日がくるまで、
いつまでも寄り添っていきたいと思った。
それが、近くであっても、遠くであっても。


雲になった旦那様は、
これからも自由に空を駆け抜け、彼女の中に生き続けるのだと思う。

優しく見守りながら…。

今日はとても天気がいい、雲がよく見える日だった。

たくさんのことを教えてくださって、ありがとう。
毎日をもっともっと大切に、
自分らしく生きようと誓いました。

すべての事に心から感謝します。
ありがとう。





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Last updated  2009.09.18 04:30:14
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