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カテゴリ:双眼鏡憑きのお部屋
先日のことだ、ヤフオク♪の双眼鏡編をチェックしていたら... 「おじいちゃんのかたみの♪そうがんきょうです。かってちょうだい」のりこ♪ はいはい♪2900円で落札しましたよ♪ なにせカ-ルツァイスと並ぶべきボシュロムなのだ! 今しがた黒猫が咥えてきた来たぞ! 喜び勇んで開封すると....何だこのコンディションは? 半世紀間...カビを培養したような? さっそく応急手術を開始したが...とりあえずプリズム面とアイピ-スの両面の フキフキ♪に留めて置こう...大手術には工具が足りぬ! 明日、買いに行こう。 くれぐれもネットオ-クションの光学機械全般はお勧めできません。。 補足しておこうBousch&Lonb社 1853年設立、ニュ-ヨ-クにある アメリカ屈指の総合光学メ-カ-だ。 継ぎ目のないボシュロム型双眼鏡の本家ではあるが...ドイツのツァイスやライツに 比べると知名度は今一である。 ちなみにツァイスの流れを組むのがニコンであり ボシュロム型を手本「太平洋戦争に負けたから無理やりか?」にしたのが、キヤノン コ-ワ、旭光学、フジノン、勝間光学など....贋作の方が本家よりも知名度がある という皮肉なことになっているのが現状である 7×50mmに関してはニコンも作ってはいるが小口径の物は皆無。 本家ボシュロム6×30mmのインプレッションをしてみよう なにせ...ボシュロムと検索をかけても!コンタクトレンズにヒット!するばかりだ 全体の作りはマグネシウム合金製?と思われ個別焦点方式なので米軍規格品だろう 分解してみて驚いたのは3mmはあるその厚みだ、防弾仕様?などと考えてしまうぞ 真鍮製のアイピ-スユニットに至っては国産品ではありえないハイグレ-ドな気分 にしてくれる反面、内面処理がお粗末だ対物レンズ側から覗き込むと、いきなり プリズムブロックと無塗装の押さえ金具が見てとれる、内面塗料その物がグレ-ぽい 感じで、カ-ルツァイスの漆黒の闇仕上げとは雲泥の差がある感じがする プリズムは陰りが皆無のBAK-4と思われ..この点ではツァイスと肩をならべる 光学ガラス系は流石である 実際に覗いて見ると視界は6°程度でやや狭苦しい感じは拭えない、やや暖色気味 のクリア-な像は小気味いい感じだ「前日の応急処置で苦労したからね... ネジが一本 余ったけど?」中心部六割より外側が急激に像が歪んでくるが、アイピ-スの光学系に よる物だろう、視界に光源があると、予想したことだがゴ-ストが見事だ 作られた時代は1950年代だから仕方ないことだ 光学性能 ★★ マニア度 ★★★★ 知名度 ★ はうぜんのお気に入り度 ★★★★★ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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