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カテゴリ:娘
先日のキャンプで、
初めて自分で「おつかい」に行くという経験をして、 すっかりハマってしまった娘。 敷地内にある食料品店なら良いだろうということになり、 キャンプから帰ったその日から、 バカンスでお休みだった5日間を除いて、 ほとんど毎日、 何かしら買いに行っている。 道のりは約100メートルといったところだろうか。 ウチを出た所から延々と坂を上って行き、 途中、道路を横断するのは二回。 敷地内なので、皆知っている顔ばかりだし、 車にさえ気を付ければ、危ないことはないのだが、 基本的に子供を一人で外に出す習慣のない国なので、 初めて行った時には、 お店の人が驚いて、 店長さん自ら、娘の手を引いて、 途中まで送って来てくれた。 ちなみにこの食料品店までの道のり、 お店付近は、我が家の一室から見えている。 そして見えない部分も、 話し声は十分に聞こえる範囲なので、 娘が誰と会話しているかなど、 全部、まる聞こえなのだ。 最初の一日、二日くらいは、 緊張した面持ちで行っていた娘だが、 基本的にお喋りせずには居られないタチなので、 会う人、会う人に挨拶から始めて話しかけ、 中々我が家から見える位置にまで、 辿り着かなくて困る。 話している内容はいつも、 「おはよう」から始まって、 「私、一人で買い物行くのよ。」という自慢話へ。 すると決まって、 大げさに褒め称えてくれる近所のおじさん、おばさん達。 当然、他に通りかかった人達も、 わざわざ足を止めて、その輪に加わってくるわけで、 皆で寄ってたかって、 「リリカは何てエライのだろう!」ともてはやしてくれ、 「そんなにエライ子には、是非ともお菓子をあげよう」と、 自分の家へ寄るように娘に言う。 娘→当然、付いて行きます。 そして手には、 買い物袋に加えて、 「自分の分と弟の分のお菓子がいっぱい」なんてことに。 そりゃ、やめられまへんわな。 息子も一緒に行きたいが、 まだ自分は行かせてもらえないことをわかっているので、 いつも、お姉ちゃんの持って帰ってくる手土産を楽しみに、 窓から覗いて待っている。 ちなみに今日は、 休み明けで、買う物が少し多かったので、 一人で持てなかったと言って、 お店の配達のお兄さんが、家まで送って来てくれた。 何だか迷惑をかけてるんじゃ…と、 一瞬、気が咎めないでもなかったが、 お店の人も、微妙に多く袋に入れてたりして、 「ちゃっかり取ってるんやんか!」 と、すぐさま開き直った私。 そんなわけで、自分で行った方が、 よほど早く正確に事が運ぶのだが、 娘のせっかくの好意なので、 今はありがたく行ってもらっているが、 果してこのブーム、 一体いつまで続くのか…? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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