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テーマ:子供の病気(2166)
カテゴリ:娘
子供達の学校が始まって、ちょうど3週間が経ちました。
始まってすぐに再発した娘の頻尿。 娘が機嫌良く学校に行ってる分には、 余計な心配をするのも良くないかと思い、 先生に聞くこともせずに放っていた。 娘の口からは、 頻繁にトイレに行ったという日もあれば、 一回しか行かなかったという日もあり、 一喜一憂という感じではあるが、 少しずつでも良い方向に向かっている様子である。 そして今日の午後、子供達を迎えに行った時、 先生に「お母さん、ちょっとちょっと!」と呼ばれた。 先生と言っても、担任の先生ではなく、 ウチの子供達が通っている学校には、 小学校と幼稚園の共通の入り口の所に、 いかにも「ベテラン」という風格の先生が居り、 幼稚園・小学校全ての子供達を管理し、 保護者と先生達との間に立って、 各連絡事項から様々な要求から苦情まで、 全てを請け負って仕切っている先生が居り、 その先生に呼ばれたのだ。 娘はまだ教室から出てきてなかったので、 先生は今の間に…と、コソコソ話し始めた。 「娘さんの頻尿のことですが、 トイレ係の人の報告によると、 まだ時々、頻繁にトイレに来ることがあるそうですが、 どうやらオシッコはせずに、 手だけ洗って立ち去る時もよくあるみたいです。」と。 「手だけ洗って立ち去る?????」 どういうこっちゃ???と思ったものの、 これは今までの経験から言って、 きっと「困ったことだ」と言いたいに違いないと思い、 「一体、それはどういうことでしょうか?」 と白々しくも聞いてみた。 するとその先生が言うのには、 「まぁ、手だけ洗いに行くというのは、 一種の息抜きみたいなもんでしょう。 たまに疲れたら、 気晴らしに手を洗いに行ってるんじゃないですか~? 子供のすることですからねぇ~。 まっ、ごく普通のことですよ。 何はともあれ、オシッコそのものの回数は、 確実に減っているようですのでご安心ください。 担任の先生は、いつでも好きなだけ行かせているようですので、 どうぞご心配なく! トイレ係の方から、そういう報告がありましたので、 一応お知らせしておきました~。」 という事だった。 てっきり手だけ洗いに行っていることについて、 何か咎められるに違いないと思っていた私なので、 この先生の、温かく優しい、 そして大らかな言葉を聞いて、 改めて良い先生・学校に巡り会えたんだと思った。 この取り仕切っている先生と担任の先生、 そしてトイレ係の人に至るまで、 みんなで意見を統一して、 娘の症状を温かく見守ってくれているかと思うと、 とても胸が熱くなった私であった。 そしてそんな中、 やっぱりいつも忘れられがちな息子。 彼も毎日、頑張って幼稚園に行っている。 他の子供がお母さんと離れられないで泣いている中、 一人、さっそうと肩で風を切って、 私の方を振り向くこともなく、教室まで走って行く息子。 その息子の担任の先生もステキな先生だ。 毎日、色んな物を作らせてくださるようで、 画用紙で作った船などの乗り物から、 お人形、果物や野菜など、 ほとんど毎日、色々な作品を、 「お母さん、これ、今日のカント君の作品です~。 上手に出来てるでしょう~?」 と笑顔で渡してくれる。 がしかしっ! これはどう見ても、 100%、先生の作品ですね。 黒い種を一個くらい貼りつけただろうか…!? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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