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テーマ:介護・看護・喪失(5312)
カテゴリ:徒然のこと
お通夜は夕方6時からでしたが、1時過ぎに親類の出迎え、3時から湯灌の立会いが
ありましたので、お昼には支度を整えて家を出ました。 親類をホテルまで送った後、近くのファミレスでお昼をかき込み、慌ただしい事この上 なしです。 親族だけのシンプルな家族葬でもこんなにバタバタしているのに、普通のお葬式だっ たらすごいことになるのでしょうね。 湯灌には、父、私、妹の3人だけで立ち会いました。 湯灌は遺体を清めてから旅支度を整える儀式です。 親族みんなで立ち会うところもあるそうですが、母がきっと恥ずかしがるので・・・。(;´▽`A`` でも心配していたのと違い、母の身体が見えないように首から下には大きな布をかけて、 ちゃんと女の人が丁寧に入浴させてくれ、その後は顔色が明るく見えるようにお化粧を してくれました。 ずっと死装束って白い木綿でできているのかと思っていたんですが、着物も足袋も白 のサテン地でピカピカしていました。何気に派手なのです…。( ̄∇ ̄;) 棺も想像していたのと違い、ちょっとキリスト教っぽいデザイン。 外側は地模様のあるサテン地張りで、外国のノッカーみたいな金の飾りのある持ち手 がついています。 内側はギャザーのあるサテン地の布で飾られていました。 なかなかロマンチックな棺かも…。 そこに、サテン地のお布団と枕を敷き、母を寝かせました。 葬儀の祭壇は花でいっぱい。 しかも白い菊とかでなくて色とりどりの洋花なので、あまりお葬式ぽくありません。 小さなお式でも花だけはふんだんにというのが私達の希望でした。 打合せの時にオプションで注文したのですが、とたんに見積額が跳ね上がったもので、 ぼられたのかとドキドキしていました。 でも、胡蝶蘭、カトレア、オンシジューム、デンファレ、カサブランカ、母の好きなトルコギ キョウなど、ピンクから白のグラデーションで飾られた祭壇は華やかでやさしくて、納得 できたし満足でした。 今まで行ったことのあるお葬式は伝統的なタイプでしたので、こんなに沢山の花があ る祭壇は初めてです。 親族だけのつもりでしたが、お通夜には職場の人達をはじめ、思ったよりも沢山の人 が来てくれました。 お坊さんにお経を上げていただいた後、法話なども話していただきました。 うちは浄土真宗なんですが、かなり無知だったりするので、興味深かったです。 とてもシンプルな宗派なのは知っていましたけど、法名(戒名)のつけ方をはじめ何か と他の宗派とは違うことが多いみたい。 お客様が帰った後は、家族3人で斎場にお泊まり。 一晩中、お線香を絶やさないように、見張るんですけど、明け方になると物凄い睡魔が…。 病院に泊まって以来、寝不足が溜まっているもので、身体が石のように重くて身動きで きなくなりました。( ̄∇ ̄;) きっとウチだけでなくて、他の皆もそうだったんですよね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007.09.24 00:57:04
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