テーマ:ポルトガル生活(152)
カテゴリ:食べ歩き日記
先週の土曜日、いつもと違う一日を企画してみた。私が企画するなんて、もしかして初めてかもしれない。それは、
飲茶でランチ! と聞いても大したことないじゃない、と思う人が多いかもしれないけど、リスボンでは、これは私たちにとってはそんなに気軽に出来ることではない。例えばロンドンなどでは、チャイナ・タウンに行けば、中華も選り取りみどりで美味しい飲茶がどこでも安く食べられるけど、ここはポルトガル。リスボンで飲茶と言えば、そこら辺の中華ではやっておらず、この超豪華な高級レストランに行くしかないのだ。場所は、リスボン郊外の海沿いの、お金持ちしか住んでいないエリア、エストリルのヨーロッパ最大級のカジノと同じ敷地内にある。ちょっとひるむでしょう?(レストランの詳細はこちらのサイトで→) 「土曜日にお昼に飲茶でランチしない?」と誘ったところ、何人かがちょっと戸惑った。だって、私たちが普段集まるはいつも夜と決まっていて、どこかのレストランで夕食を食べてから、バーのはしごに繰り出す、というパターン。だから、ランチなんていう早い時間に集まってしまったら、その後どうすればいいの?ということみたい。ま、お天気が良ければ皆でビーチで散歩したりするのもいいじゃない!ということになった。 そして当日、天気は大雨(涙)・・・。車で何とかカジノに着き、レストランに入る。初めて来る人は、このあまりにもエレガントな雰囲気にビックリ。だって、中華といえば、安くてちょっと寂れていて、ガヤガヤしているところばかりだから、ここは本当に優雅。皆が揃うまで、お茶を飲みながら待つ、と言いたいところだけど、お茶なんて飲んでいるのは私くらいで、皆ビール。 皆何とか大雨の中到着!ようやく大きなテーブルに通される。あの丸い、真ん中にグルグル回る台がついているテーブル。集まったのは8人だけど、なんだか反対側に座っている人が、とても遠い~。フォークや箸置きもシルバー。皆テーブルが大きいのを笑って、 「えー、こちらに醤油をまわしてもらえませんか。どうぞ!」とテーブルの自分の席の前にある架空のボタンを押しながら、架空のスピーカーで話す振りをして遊びはじめる。 やっぱり飲茶は個人的には、ガヤガヤした安い中華の雰囲気で賑やかに食べないなぁ。。 私がとりあえずまとめて注文。春巻きやシュウマイ、蒸し餃子やモチ大根などなど、楽しみにしていたものをどんどん注文♪それからちょっと甘めの肉まんも。つぎつぎにやってくる料理はどれもとても美味しくて、皆夢中になって食べた。やっぱり来て良かった!結局ジャスミン・ティーなんて手をつける人はほとんどおらず、ワインやビールがどんどん運ばれてくる。 お腹一杯になった後は、またバー・エリアに移動し、食後のポートワインまで注文して、ソファーでくつろぐ。「こらからどうする?」という話になり、夫を含める数人が、「カジノ!」と目がキラリと光る。そう、夫はこの時のために、何とパスポートまで持参してきた!カジノに入るのにはいらないけど、上の本格的な、スロット・マシーンなど以外の場所に行くには身分証明がいるそう。ちょっと、本当にそこまで行くつもり?一文無しになって家に帰るなんて、嫌だよ・・。でも夫は大金持ちになる気満々♪ スタッフの一人に、「そろそろ店を閉めたいので・・」といわれて初めてお勘定に気づく。これだけ飲んで食べて一人20ユーロだったら、そんなに高くない。飲茶もとても美味しかったし、皆も喜んでくれたし、このランチは大成功! そして・・・やっぱりこの後はカジノに初めて足を踏み入れることになった。。どうなることやら?! ブログランキングへ応援のクリック、お願いいたします! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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