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カテゴリ:親ばか
昨晩飲み会があり本日午前2時帰宅で、結構酔っ払っていたため、今日の体調は最悪でした。そのせいなのかどうなのかわかりませんが、息子(4歳2ヶ月)と口げんかになることが頻繁にありました。
口げんかといってももちろん子ども相手に言い負かすとかそういうことではなく、子どもの気持ちを捕らえられていないための子どもからのクレームが多かったということです。クレームに対してこちらの気持ちを言ってもそれをわかることができないため口げんかになってしまいます。 ついには、「お父さんなんて、ぜんぜんゆうちゃんのこと聞いてくれない。お父さんなんていらないっ」って言う始末。 もちろんこのくらいの子どもは自分のことが中心になっているので、何をするにでも自分が優先されます。こちらが疲れていようが、何しようがお構いなく自分の主張をしてきます。 こちらに余裕がなかったり、いらいらしていると「うるさい」とか、「いいかげんにしろ」とか言ってしまいがちですが、そうではなく、できるだけ自分の気持ちを伝えるようにしたいと思っています。このとき子どもとの意見の相違(口げんか)が起こりますが、それはわかりあうためには必要なことではないかなと思います。 今日子どもとお風呂に入っているとき、体を洗うため私は浴槽の外でずっと待っているのになかなか出てこないので、引きずり出しました。そのときどこか体をぶつけたらしく、ちょっと痛かったらしいのです。こちらはそんなのかまわず頭を洗い始めたら、泣き出して「お父さんどうして慰めてくれないの」「ずっとさっきから痛いと言っているのに」というのです。シャワーを頭からかけていたから言っていることがわからなかったのですが、ちょっとはっとしました。 「お父さんは、お風呂の外でずっとまっていて寒かったんだよ。だから、早くあがってきてほしかったんだ。」 息子に相手の気持ちも考えるようになってほしいと思っていますが、気持ちをはっきり伝えようとしている息子のほうが偉いなと思います。お父さんがいらいらしていることを察しなさいというのは所詮無理なことなのです。 口げんかは気持ちを言い合うようにするためのとてもよいコミュニケーション手段です。 相手の気持ちを考えずに自分の主張ばかりする大人は許せませんが、相手の気持ちを察する能力を鍛えるために子どもとは、はっきりと、自分の気持ちを伝えるようにしたほうがよいと思います。 妻に、「自分ばっかりお酒飲んで遅く帰ってきていいねぇ」といやみを言われても知らん振りしてればいいですが、それを子どもがまねして「お父さんばっかりずるいよ」と言われたときには、ちゃんと気持ちを伝えておかないとただずるい父親になってしまいます。ですから、むやみやたらに子どもの前で自分の気持ちを旦那にぶつけるのはぜひ避けていただきたいと願うのであります。どうしようもない父親にしてしまいたいのなら別ですが…。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006.01.08 00:14:59
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