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2005年03月18日
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カテゴリ:カテゴリ未分類
昨日のSt. Paddy’s dayは私のお誕生日だった。
ここオハイオで過ごす最後のお誕生日。思いがけず色んな人達に祝ってもらい、心に残る24歳のお誕生日になった。

今日で退社になる会社。今まで半ば嫌々通っていた事もあったが、昨日は会社に着くとオフィスの人達が大きなケーキを用意してくれていた。みんなでハッピーバースデーの歌を合唱してくれて、すこし照れくさかったが、とても嬉しかった。ケーキはもちろんアメリカ特有のアイシング特盛の砂糖の塊(笑)。そして、私は「バースデーガール」なのでという事でアイシングが一番たくさんのったピースを手渡された…かなり胃がもたれそうになったが、みんなの心遣いが嬉しくて残さずに食べた(笑)。

デスクに戻ろうとしたら、ずっと優しくしてくれていたおばさん同僚が「ロッカールームに来て」と私を呼び出した。行ってみると、大きな紙袋を渡され、その中には真っ白くてフワフワの赤ちゃんのブランケットが二枚、赤ちゃんのバスタオルとミニタオル、フワフワの犬のぬいぐるみが入っていた。妊娠して初めてもらったベビーギフトだった。

実は会社の人には妊娠している事は隠していた。日本人のおじさん相手の仕事なので、(もうすぐ結婚するとはいえ)若い独身女性が妊娠する事は噂の的になりやすい。だから、気持ちが悪くても誰にも言わずに一人で涙を流しながらトイレで吐いていた。でも、そんな私の体調の変化をいち早く心配し、私が身ごもっている事に気付いたのがこの人だった。そして彼女は「会社には言わなくてもいいと思うわ。でも気分が悪くなったら無理してはダメよ」とウインクをして影で私を支えてくれた。私と同じ歳の娘を持つ彼女。母親の優しさで私の事を最後まで気づかってくれた。そして、大きな紙袋を渡しながら、「みんなにばれるといけないと思ったけど、どうしてもこれだけはあげたかったの。隠しておいてね」とまたウインクをしてプレゼントをくれたのだ。本当に本当に嬉しいプレゼントだった。

午後には同僚の女の子がまたまたケーキを持ってきてくれた。彼女はたった2週間前に入社したばかりなのに、かわいい手作りのケーキを持ってきてくれたのだ。もっと早く仲良くなりたかったな。

仕事が終わってトニーのアパートへ行くと、テーブルの上にまたまたアイシングたっぷりのトニーの手作りケーキが置いてあった。帰ったらすぐに食事に行く予定だったので、まさかケーキを作ってくれていたなんて思いもしなかった。前から今年の誕生日はプレゼントはいらないよと言っていたのだが、大きな紙袋があって、中には今度の引越しで私が心地よく車に乗れるようにと、かわいいキティーちゃんのクッションや、新しい家ではバスルームを散らかさないようにと髪留めやゴムをしまう箱、シルバーのブレスレットなどが入っていた。思わず(福袋みたい…)と思いながらキティーちゃんのクッションを選んで買ったTの姿を想像しながらニコニコしてしまった。その後は二人でシーフードレストランへ。飛び切りのロブスタービスクやシーフードパスタを食べながらTと今後の事を色々話した。大好きなお酒は飲めなかったけど、おいしいハーブティーに酔いながらいつまでもいつまでも話をした。奥のテーブルに産まれたばかりの赤ちゃんをかごに乗せ、めいいっぱいのお洒落をしたカップルが座っていたのを見て、「来年の私の誕生日は私達もああやって祝うんだね」と言いながら、お互い温かい気持ちでいっぱいになった。

ディナーが終わってから、今度は私の家族の待つ実家へ帰った。お母さんの焼いたケーキを囲んで、家族みんなが待っていたのだ。今までお母さんは私の誕生日に欠かさずケーキを焼いてくれた。大好きなイチゴのケーキ。どこのお店で買うよりも美味しいケーキ。今までの誕生日と同じように家族が歌をうたってくれて、お願い事をしてろうそくを消した。そして、家族3人が書いてくれたカードを読んだ。「これからは離れてしまうけど遊びに行くからね!」とかいていた妹。「今まで無事にココまで来れた事の感謝を忘れないように」とお母さん。そして、カードの隅っこにお父さんからのメッセージが書いてあった。「素晴らしい家族を創っていくように…」と。普段は無口で、ほとんど会話を交わすことのないお父さん。結婚の報告の時も、妊娠の報告の時も、ただ黙って「まあ、がんばれ」としか言わなかったお父さん。そんなお父さんがカードに書いてくれた一言が私の涙腺を弱くした。「あ~お姉ちゃん泣いてる~!!」というお母さんの言葉に、涙をこらえながら「泣いてないよ~」と言うのが精一杯だった。ふと見ると、お母さんも少し泣いていた…

最後に、お母さんが大きな箱を持ってきた。「え?何?何?」という私に、「いいから開けてみて~!!」とお母さん。中を開けると、お母さんが一生懸命作った「あひるの卵」を使った宝石箱の中に、思いがけないものが入っていた。

手作りのRing Pillowだった。

私は宝石箱だけでも感動したのに、中に入っていたring pillowを見ると、なんともいえない気持ちになった。交際当初は私とTの事を猛反対していたお母さん。いままでTのことで喧嘩もいっぱいしたし、涙を流しながら話をした事もあった。今までの色んな事が、そのRing Pillowを見ていたら走馬灯のようによみがえってしまった。ふと、宝石箱の裏を見ると、3・17・2005と日付が書いてあって、Dear LB, From Mom 「Love Forver」と書いてあった。「Forever」を間違って「Forver」と書いてしまったところが、お母さんらしくて、それまで出てきそうだった涙がつい止まってしまったのだが (笑) それも良しとしよう!

こんな感じで私の24回目の誕生日は4つのケーキと、温かい人達に囲まれ、とても心に残る一日となった。

そしてもう一つ嬉しいプレゼントが…

どうやらつわりが終わったようです!!お腹の中のBabyまで、私の誕生日を祝ってくれたようでうれしいな☆

ということで、LB、24歳。今年も気合入れてがんばってくのでみなさん、よろしくね~!!





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最終更新日  2005年03月19日 00時12分52秒
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