テーマ:中国旅行(475)
カテゴリ:上海一人旅
さて、夜もふけてきたし、ホテルに戻ろう。
「タクシー!」 タクシーを止めて乗り込んだとこまではよかった。 「えっと。ホテルは・・・」 げげげ。ホテルの名前を書いたものを持ってない!! ルームキーにはホテル名がないし、ガイドブックも地図も持ってきてない! そう、友達が迎えに来て大慌てで飛び出したから財布一個で飛び出してしまったんだ。 帰りのことなんて微塵も考えてなかった!! ホテルの名前は「銀波大酒店」であることはわかるんだけど、なんて発音していいかわからない。 とうとうタクシー降ろされてしまった。。。。 仕方ない、歩いて帰るか。 浦東のテレビタワーを目印にあるこう。 とりあえずタワーが見えるとこまでいかなきゃ。高層ビルの立ち並ぶここじゃ、タワーなんて見えない。一度歩いた道なら名前も覚えているし、地図も頭に入っている。 しかし、周りには聞いたことのない名前の道ばかり。 旅行出発前に穴が開くほど眺めたガイドブックや地図で見た名前がひとつもない! 飲みすぎたせいで、トイレに行きたくなってきたが、公衆トイレに入る自信はない。 歩き回って、ホテルをみつけ、ホテルのトイレを借りる。 あぁ、ホテルってありがたい。 早く自分のホテルに帰りたい。 私は方向感覚が優れていると自分では思っているので、 自分の方向感覚を頼りに外灘や浦東の明かりを求めて歩く。 (つい最近、彼氏とうちの母が「こいつは著しく方向感覚がおかしい」と話しているのを聞いてしまった。それまで、自分は方向感覚が優れていると思っていたのでびっくり) 歩いても歩いても外灘や浦東の明かりは見えない。 それどころか街の明かり自体、道路の照明以外何もない。 とにかく暗い。 それにスモッグのせいで、ちょっと先でも見えない。 時計を見ると23時を過ぎている。 もうかれこれ1時間歩いている。 また、トイレに行きたくなる。 上海の2月の夜は冗談抜きに寒い。 酒も食事の時から合わせるとずいぶん飲んでいる。 また、ホテルのトイレを借りようと、ホテルを探すがこのあたりには全然ない。 冗談抜きでピンチ。 公衆トイレは相変わらずあるんだけど、どんなにピンチでも入れない。 ホテルにかかわらず、あいている建物すべてに入ってみる。 ようやく、何の建物かもわからないところでトイレGET はぁ、つらかったぁ。 しかし、ホテルへの道はまだまだ遠い。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008.05.31 20:14:43
コメント(0) | コメントを書く
[上海一人旅] カテゴリの最新記事
|
|