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カテゴリ:生活
アメリカ人の主婦たちもゴシップは大好きです。
仲良くしている友達が「明日ボートックスを注射してもらうのよ。」と 突然言いました。テレビでは 特に有閑マダムやハリウッドスターの間では 当たり前になりつつ皺取り、若返りの注射ですが、こんな身近に、と 少しドキッとしました。 その話が他の共通の近所に住む友達との話題にのぼり、またまた私にとってショッキングな話が。「ねえ、どのお医者様か知ってる?」「ん?!」 これって まさかみんなにとっては日常の話題なの!?もちろん興味も無かったので私は医者の名前も場所も知りません。 「あら、言ってなかったっけ。○さんも○さんも、ご近所のグループは みんな豊胸手術を受けてるのよ~。」「んっ、ぎゃーーーー!なにそれ!?」(これほど驚くことも無いとは 思いつつ これまで ごく普通に暮らしていた私にはかなりの衝撃)「うそ~!」「もっと いるわよ、ほら あの家の○さん、学校の同級生のお母さんの○さん・・・そしてそして・・・」 テレビのメークオーバー(アメリカにもビューティーコロシアムを真似たような番組が多数ある)番組を観ていると、整形手術の後は相当痛そうで、顔の手術の場合は腫れあがり、内出血も起こしていたりして しばらくの間外にも出れないような姿になっていて、それを観るに付け「きれいになりたいけど 痛いのはいやだなぁ」と思う私なのです。それでも 美を追求する女心。日頃から私は冗談で「豊胸しちゃったら、それはある意味ゲージュツだから、どこでも見せちゃう!」(笑)。 近いうち親知らずを抜く必要がある私ですが、今のジョークは「どうせ全身麻酔だから、いっそ美容整形の先生も数人入ってもらって・・えっと、目をもっと大きくして、鼻筋をすらっとさせてもらって、ついでにおなかの脂肪も取ってもらっちゃいたい!」でも もしかしたら これって このあたりの主婦には 全くジョークではなかったのかもしれません(汗)。 思い起こせば、豊胸しているという人たちは、夏だけでなく年中 クリビッジが見えるような大胆な洋服を着ているのですよね~。それにしてもテキサスの女性は、スタイル良いなって 疑いもしなかった私は相当ナイーブだったみたいです。テキサスに脱色ブロンドが多いのは知っていましたが、まさか整形美女も多かったとは。だまされた(笑)。 でも そこで思ったことは、顔の整形はともかく豊胸手術の場合 いったい誰のためにやったの(やるか)かということ。「配偶者のため?」「世間の男性たちの視線のため?」「自分自身 豊胸で自尊心が高まると思ったから?」 幸い 胸の大きさや皺の数にかかわらず 私は親からギフトとも言える自尊心だけは持つように育てられていて、大きな胸=魅力とは全く思いません。(それをひがみという人がいるなら それはそれでその人の意見なのでご自由にどうぞ。)ただ それを売り物にしている人は 本当にたくさんいるし それを喜ぶご人もたくさんいらっしゃいます。 ZakZakなんかを観ていると 何とかカップ!というタイトルの無い日は見当たらないくらいに もてはやされているようです。イエローキャブなんて 日本人女性にとっては屈辱の形容詞(今はだれも言わないとは思うけど I hope.)のついた芸能プロには そういった女性ばかりが登録されていたのですって?ため息を通り越して あきれるばかりです。 本人の選択だけれど 身近にこんなにも整形美人がいると知り、ちょっと居心地悪い思いがしました。知らぬは私だけなり・・・ 強がり言ってみても、鏡を見ると笑い皺と乾燥肌で砂漠のような冬の肌。魔法の杖が やっぱり欲しい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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