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カテゴリ:生活
明け方から続々ダラスにも被災者がバスで到着している。
老人や病人、子供たちの姿も見かけるが、その中に体力がありそうな若い黒人男性が想像以上に多いことに驚く。生死を分けるような悲惨な状況を脱出するため、バスになだれこんでいる状況を見たが、まず先に体力の無いお年寄りや子どもたちや妊婦などの女性を先に乗せるべきじゃないのだろうか。 ジャラジャラ金のネックレスを提げた若者の画像があった。彼らが流れ込んできて、ギャングと化し、それでなくても治安の悪化が叫ばれるダラスの町を闊歩するのではないかという不安が襲う。地元には もう戻らない、戻っても何もないからダラスにとどまるという人もインタビューを聞いていると多いらしい。 状況が沈静化したあとの今後の不安を私は隠せない。 チャリティー病院では、銃を持った人間が入り込み、医者たちはまるで監禁されている状態だと報道されている。麻薬中毒者か、金品を狙った人間か それはわからない。チャリティー病院は、テレビのドキュメントでも使われている病院で、医師たちの奮闘ぶりは日頃から知っていた。抗争で撃たれたギャング達、銃やナイフで傷つけられた市民たちの状態が目だっていて、市内の治安の悪さは、まさにそこ、救急センターに現れていた。そんな中 市民のために寸暇も惜しまず奔走している医師や看護師、そしてもちろんケアが必要な患者たちを 一刻も早く無事救助して安全な場所に移して欲しいと祈る。 ダラス一円の学校区も、避難民の子供たちを受け入れ始めたようだ。隣りの学区ではすでに数十人が登校をはじめたという。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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