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2005年05月11日
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カテゴリ:子ども劇場
 待ちに待った「人形劇団プーク」の「がらがらどん」!&「ぼちぼちいこか」

 水曜日は幼児クラスで、レッスン後は、裏の空き地で遊ぶのが恒例になっているけど、今日は急がねば!

 初の「切符もぎり」のお手伝いなので、会場前に着かねば~!

 受け付けに詩も一緒に立って、パンフレットを渡す係。詩は得意気でした。受け付けにいると、3月の文化祭りでやった舞台「どこでも楽器店」で一緒だった他のブロックのお友だちや、園のお友だち、シュタイナーの会のお友だちみんなともれなく顔を合わせることが出来て得した気分!

 そして、開演時間。お手伝いをすると、特別席だとは聞いていたけど、「一番前のド真ん中」の席でした~~!すごい迫力~!

 はじめにあったマイク・セイラー作の絵本原作の「ぼちぼちいこか」のかばくん役のお兄さんが大変私好みの イケメンでした~。声もいい声~。かばくんが次々にドジを踏むので、詩も会場の子どもたちも大笑いでした!

 そして休憩・・・サンドイッチを急いで食べて、今度は「がらがらどん」

 事前でがらがらどんを工作で作ったときに役者のおじさんが歌ってくれた歌をがらがらどんたちが歌うので、詩は大喜び!

 ヤギたちはみんな木彫りで美しい~!表情は変わらないはずなのに、角度などで違って見える!

 小さい子向けなので、トロルもあんまり怖くないようにユーモラスにしてありましたが、それでもやっぱりちょっと怖く(泣いてる子もいたし)、大きいやぎのがらがらどんがちびやぎたちを助けに現れたときは、かっこ良さに思わず惚れそうになりました・・・。

 戦うときの子どもたちの「がんばれ~!」という声がかわいい・・・。

 ラストは、絵本では、大きいやぎのがらがらどんがひとりでトロルをやっつけるところを、この人形劇では3匹が力を合わせる形にお話を変えてありました。

 私は原作の大きいやぎのがらがらどんが圧倒的強さでこっぱみじんにするのが痛快で好きですが、まあ、人形劇にはこのほうがまとまりがあっていいのかな。

 この原作の「3びきのやぎのがらがらどん」は、北欧民話で、子供たちは大好きですが、大人には、そのシンプルすぎるストーリーが「意味がわからない」とか、「たいして悪い事をしていないトロルをこっぱみじんにするなんて残酷だ」とか言った声もあると聞きます。(トロルって、北欧にいるという悪い精霊で、子どもを食べたりするんですけど、それを知らないと、なんであんなに粉々に・・・ってひくんでしょうね)

 しかし、子どもには、「悪いものは滅びる」という勧善懲悪は精神発達上、とてもいいとのことです。(だからレンジャーものもいいんだって!やたらおもちゃを買わせようとするところ以外は。)悪いもの、怖いものをファンタジー上で徹底的にやっつけること、すべてを砂糖菓子で包むのではなく、「やっつけたい」という人間の本性を認めて、想像上でその欲求を満たしてあげると、子どもは実際には残酷なことはしない・・・その欲求を満たしていないと、戦い系のゲームに過剰に熱中したり、または実際に生き物に残酷なことをしたりす可能性もあると・・・。(昔の子どもは虫を解剖したり虐めたりしながら、命の尊さを学んでいたが、今はそれを止められている・・・)

 また、がらがらどんのお話は(昔話はみんなそうだけど)メタファーにあふれていて、ちいさいヤギは幼少期、2番目ヤギが青年期、大きいヤギが成人期で、橋を渡る事は、すぎの成長へ進む過程のこと。トロルはその途中でおこる障害のことだと・・・。

 そして、最後に山に登って草を食べる・・・というのは、「当たり前の幸せ」のこと・・・。子どもは最後に金銀財宝なんかいらない。最後には、普通で、あたたかくて、安心で、おいしいごはんのあるところへ帰るのが一番の幸せなのだと・・・。

 先に小さいヤギに行かせるのは、「信頼」そして、万が一この方法に失敗して、大きいやぎが負けても、少なくとも2番目と小さいやぎは助かる・・・という「知恵」(最初に大きいヤギが行って負けたら3匹とも食べられる)を含んでいる・・・そして、それを子どもたちは理屈でなく感覚で感じとっているからこそ、こんなにも人気があるのだ・・・ということも聞きました。(プークの役者さんや絵本講座の受け売りで~す)

 なんて深いお話なんだ!

 さて、人形劇が終ったあと、カーテンコールの時に、詩もステージに上がって役者さんにプレゼントを渡しました。小さいヤギ役の女優さんに。「あのおねえちゃんが一番好きだったの」だそうです。

 とっても幸せな気分で、夜の下通りを手をつないで帰りました・・・。























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最終更新日  2005年05月18日 00時59分03秒
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