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テーマ:パニック障害&鬱病(750)
カテゴリ:パニック&鬱
もうすぐ父の命日。今は私の危険な時期です。
父とはとても仲良しでした。 女の子は父親を嫌う時期があると言いいますよね、私にもありました。 でも、その父親を嫌う時期を過ぎたらすごく仲良くなりました。 2人で買い物行ったり、ゲーセン行ったり(父もゲームやるんです 時間があるときは家でも一緒にゲームしてました)。 会社について行って仕事みてたり。 博識と言うのかな?何でも知っていて、わからない事があって聞くと すぐ答えてくれる、尊敬できる人でした。 健康には、気をつけてる人で食事も偏らないようにうるさかったです。 ただ、病院嫌いでした。行く時間がないというのもありました。 亡くなる数ヶ月前から仕事がとても忙しくなり 休みなしで睡眠もけずって会社に行ってました。 とても疲れている様子なので「仕事休んで寝てれば?」と言っても 「大丈夫」と仕事を絶対休まない人でした。 午前1時頃「ちょっと気持ち悪い」と起きてきて「どんな感じ?」とか 聞いてるうちに「心臓が痛い」と急に苦しみだして「おかしい!」 と思い、急いで救急車呼びました。 しかし、この町には消防署がありません。隣の市からきます。 しかも「場所がわからないので大きな通りに出てきて下さい」なんて ふざけた電話があり、後から腹が立ったけどその時は夢中で 携帯持って走って近くの旧国道まで出て、そこから救急車を誘導。 家に救急車が到着するまで40分。出発するまで1時間。 これのどこが救急車なの? 救急車早く来て!早く!なんでまだ来ないの? 家の中で症状聞いてる場合じゃないよ、冷や汗かいて苦しんでるから 見ておかしいのわかるのに!すぐ病院つれて行ってよ! そして、救急病院に着きました。そしたら「ベットがいっぱいなんで 受け入れは無理です」救急病院が何言ってるの? 救急隊員が次の病院を探す間も苦しんでいる。早くして! 次の病院に向かう。早く着いて! 2ヶ所めの病院に着いた。今度は「担当医がいないんで、○○病院に 行って下さい」担当医なんていなくていいから応急処置だけでもしてよ! ここでも、応急処置も何もなく次に回される。 だけど「管轄が違うので、救急車の乗り換えしないと行けません」 救急車の乗り換えってなに?管轄違ってもそんなのこっちは関係ない! 乗り換える救急車を待っている間に、父が倒れました。 そして、担当医がいないけど診ますと、2ヶ所めの病院の中へ。 でも、もう手遅れでした。何しても心臓は動いてくれず 人工呼吸器で息してるだけ、どんどん冷たくなっていく。 医師が「全ての手はつくしました。人工呼吸器はずしますか?」 わかんないよ、これから心臓動くよ、はずしちゃダメだよ! 母が「はい」と返事して、はずされて亡くなりました。 死因は「心筋梗塞」です。 絶対、過労死だと思った。今も思ってる。 苦しみだしてから倒れるまで2時間半。亡くなるまで4時間。 4時間の出来事だったのにとても長く、そして自分におこっている 事ではなく、ドラマを見ている現実感のない変な感じでした。 救急車は家がわからず到着が遅れ、病院をたらし回しにされ、 救急車を乗り換えろと言われ、亡くなったらベットがないから あと2時間で出て行けと言われ…。ひどすぎる。 私が泣いたのは、3日後でした。それまでは、母が何も出来ない 状態だったので、お葬式や役所関係の事等を叔父と一緒にしてました。 あと、父が死んだって事がすぐにはわからなかったんです。 「本当なんだ、本当にいなくなっちゃったんだ」って、頭でわかったのが 3日後だったみたいです。 そして、道に迷う救急車と変な理由をつけて受け入れない救急病院に 対する怒りがどんどん大きくなり、だって助かった人を殺したから。 病院に怒りの電話をかけたり、救急車を呼んで15分位してから 「あまりに遅いんでタクシーで病院ついたからこなくていい」という 嫌がらせを何度もしました。それでも気がすまなかったけど。 やっちゃいけない事だけど、それ位やってもいいと思った。 その後、子供がいなく自分の子供のようにかわいがってくれてた 叔父(父の弟)が、父を追うように同じ心筋梗塞で亡くなりました。 叔父は、東京でタクシーの運転手してました。 叔父の車が帰ってこないから会社が、他のタクシー会社にも頼んで探して もらったそうです。神宮外苑で見つかりました。 後部座席で横になって亡くなっていました。 きっと、仕事中に具合が悪くなり後部座席に移動して休んでいたら 大きな心筋梗塞がきたのだろう。という話です。 一人で苦しんでいたんだ。そして、一人で死んじゃったんだ。 1日以上、一人ぼっちでいて見つけてもらうの待ってたんだ。 悲しくて悲しくてしょうがなかったです。 私は、叔父の命日を聞いてもすぐに忘れてしまいます。 何度も聞いても「あれ?いつだっけ?」ってなってしまいます。 父がいない、父と同じ位頼っていた叔父もいなくなった。 もう、頼れる人がいない。 二人とも早すぎるよ、まだ若いのに。私はまだ一人じゃ何も出来ないよ。 これが、私がパニック障害になった切っ掛けのようです。 救急車のサイレンを聞くと発作がでる。心臓って言葉を聞くと発作が出る。 命日を忘れてしまう。 PTSDがからんでるパニック障害です。 父の命日が近くなると、何も考えてなくてもパニックの発作がでます。 過呼吸おこしたり、じっとしていられなくなったり、眠れなかったりとか。 何も考えてないというか「怖い」という感情は頭の中に勝手に出てきます。 あと、疲れている事に早く気づいて、無理にでも仕事休ませたり 何か出来たはず、なんで出来なかったんだろう。と後悔が襲います。 でも、前よりは良くなってます。前は1週間パニックで眠れなかった。 今は、急にパニックの症状が出るけど治まるし、回数も減ってる。 救急車のサイレンも平気になった。嫌な感じはするけど。 命日が過ぎるまで不安定になっちゃいそうです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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