棚卸代行業界
Retrieverさんがピーアンドピーの棚卸代行会社買収の記事について書かれていますが、ちょうど本日付の日経新聞を読んでいるところで同じ記事にぶち当たりました。紙面においてはもう少し続きがありまして、要約すると、・ピーアンドピーの棚卸代行事業の年商は約15億円、7000店請負・インベックスの年商は約5億円、3000店請負・監査法人が外部委託を勧めるケースが増えている(不正防止)・棚卸代行事業の市場規模は約270億円(ピーアンドピー情報)・棚卸代行事業は今後も年率10%の伸びが続く(ピーアンドピー情報)とのこと。業界1位であるエイジスの棚卸代行事業の売上高は確か140億円くらいだったのでシェアは50%超ですか。まさにガリバーです。で業界2位がピーアンドエピー。ピーアンドピーのHPをチェックしたところ、平成19年3月期における棚卸代行事業のセグメント情報は以下のとおり。売上高 1458百万円売上総利益 335百万円(粗利益率約23%)営業利益 15百万円(営業利益率約1%)経常利益 15百万円(経常利益率約1%)シェアとしては5%超で、営業利益率・経常利益率ともに約1%と低い水準になっています。ちなみに今回の合併により今期の売上高は1,967百万円となるとのこと。3位がアセットインベントリーでしょうか。非上場の会社でHPからは売上高は1,445百万円となっており、現状では2位のピーアンドピーとほとんど差がないです。しかし、ピーアンドピーの買収によりやや差が生じる結果となりそうです。どうも株式公開を目指しているみたいですね。4位以下は残念ながらわかりません。知っている方がいらしたら教えてください。1位と2位を比較した限りでは利益率の水準がかなり異なっており、スケールメリットを感じさせます。それでいて年率10%の成長が続くと予測ですか。エイジスすごいなあと他人事のように思えてしまいます。