寝ぼけ眼の、ライン川遊び
ちょっとばかり手こずってしまって、思わぬ長逗留となってしまった、今回のドイツ出張です。 出張とか、バカンスとかで出かけても、荷物は最小限しか持たないので、予定外の長逗留となると、あれやこれや、色々足りなくなってしまいます。もともと、荷造りが苦手(面倒くさい)、しかも、直前までやらないし、やっても大雑把。足りなくなったら、出先で買えばいいや...なんて、気楽に出かけては、毎回痛い目にあってます。大体、出先で買う...っても、日本みたいに便利なコンビ二なんかないし、サイズは合わないし、日曜日は閉まってるし、夕方は6時前には閉まるし。それに、言葉は通じないし...言葉...と言えば、例のオランダ語とドイツ語の関連。先日(っても、一月ですが)に、日本からオランダに飛んだ時に、機内で日本語が堪能なドイツ人の先生と話しました。このドイツ人さんは、関東の某国立大学でドイツ語を教えてる教授さん。(さん付けすると、なんか変な感じですが)したがって、彼が話すのは標準語。たまたま研修で行った関西が気に入り、休みになっては、関西に出かけてるそうです。彼が(標準語で)話しかけると、大阪でも、京都でも問題なく通じるのに、相手の返事(言ってる事)が、全く理解できない。つまり、一方通行状態で、困るときが多々あるそうです。なるほどね。そりゃあ、標準語と大阪弁じゃあ、単語が違うこともあるしなああ...どうでも良いけど、日本語上手いなこの人...ちょっと、喉渇いた...腹も減ったなああ...なんて事を考えてら不意に...ドイツ語で、『あなたは今、何考えてるんだ?』(と、言った様に聞こえたんで、)『ンン??イック?ネキシ ビゾンダー!』=(私ですか?別に特別な事じゃないっす)と、オランダ語で答えたら、彼は(キョトン)として、『何??』ああああ...これって、ひょっとすると、標準語(ドイツ語)と方言(オランダ語)の関連かも...気になったので、件の教授さんに確認してみると、やっぱり...オランダ語は、ドイツ語の方言みたいなもの。だから...オランダ人にとっては、ドイツ語は標準語なんで、理解可能。ドイツ人にとっては、オランダ語は方言なんで、理解不可能。...だそうです。なああるほど。これでドイツ人とオランダ人が東京人と大阪人みたいに、『仲が悪い』理由も解ったような...日曜日は、こいつに乗って、ちょっとライン河下りをしました...が...あんまり気持ちが良かったので、動きだだして...到着するまで、ずっと...寝てました。