カテゴリ:☆英国びっくり体験記!
イギリスでは近年、肥満率の増加が問題になっています。
BBCニュースによると、成人の肥満率はアメリカの31%には及ばないものの、イギリスでも年々増加して約23%に達し、特に女性では25%にも上るそうです。 最近、こういった肥満問題への取り組みとして、コーンウォールでのサイクリングフェスティバルや、学校での健康食生活レッスンなどなどさまざまな試みが行われていているそうですが、国民的趣味とも言えるジャンクフード好きを治さない限りムダじゃないかなあ、と思ってしまいます。 そういえば、イギリスではジャンクフードのテレビCMを禁止することまで検討されているそうです。 僕の同僚のイギリス人も、飽きもせず、朝から晩までポテトチップスばかり食べているのにはあきれてしまいます。 ひどい人だと、昼食代わりにポテトチップスを食べている人までいます。 しかし、先日さらに恐ろしいニュースを耳にしました。 タブロイド紙、デイリー・エクスプレスが伝えるところでは、ハルトンのチェシャー地区では、住民の食生活を指導するべき立場のはずの食生活アドバイザー自身も、体重19ストーン(約121キロ)の重度の肥満であることが明らかになり、大きな問題になっているそうです。 問題になっているのは、自民党所属のダイアン・インチ議員。 地方議員でもある彼女は、住民の手本となるべく毎朝フルーツなどの健康的な朝食を摂っているものの、ついつい、これも国民食ともいえるマーズ・バーなどのチョコバーも食べてしまうそうです(意味無いなあ)。 インチ氏は、同紙のインタビューに以下のように答えています。 「もちろん、私自身がイギリスの肥満率増加のよい例であることは重々承知しておりますわ。でも、私の体重の問題は、食生活が悪いわけではないのです。忙しすぎて運動する時間が無いからなのです。」 うーん。それだけで121キロにまでなるかなあ。 こんな説得力の無い指導員の下で、住民の食生活がはたして改善されるのか。心配でなりません・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[☆英国びっくり体験記!] カテゴリの最新記事
|
|